KADOKAWA・カクヨムで漫画原作小説コンテスト開始 大賞作品は「少年エース」で連載
小説投稿サイト「カクヨム」で、漫画原作小説コンテストが行なわれる。大賞に選ばれた作品は、「月刊少年エース」での連載と単行本化が確約される。
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大賞に選ばれた作品はマンガ誌「月刊少年エース」で連載される。さらに単行本化が確約されなどマンガ家を目指す者にとって魅力的なコンテストになっている。
「カクヨム」は、KADOKAWAが運営するWebの小説投稿サイトだ。2016年2月にオープンしたが、すでに登録者数は6万人を超え、PV数も5000万を突破する巨大サイトになっている。
投稿コンテストの実施や、自社が発行する人気作品の二次創作を認めるなど、様々な創作活動を支援している。新時代の投稿サイトとして注目されている。
一方、「月刊少年エース」は、2016年で22周年を迎えるマンガ誌で、『ケロロ軍曹』や『ハルチカ』、『新妹魔王の契約者』などが連載されている。メディアミックス作品が多いのも特徴的だ。
コンテストはオリジナル作品を対象とし、未完結作品も応募対象となる。ジャンルは問わず、一人2作品以上を応募することも可能だ。
審査方法は小説投稿サイトらしく、読者選考によるランキング上位20作品が選ばれ、その後、少年エース編集部に10作品がピックアップされる。計30作品の最終選考対象作品が9月26日に発表。そして10月26日発売予定の「少年エース」12月号と「カクヨム」で大賞が公開される。
大賞は賞金100万円と、「月刊少年エース」でのコミカライズ連載が確約される。さらに単行本化も行われる。大賞を逃してしまった作品も書籍化の可能性があるということで、作家を目指す人にとっても見逃せない。
応募受付は7月19日よりスタート、学生たちの夏休み期間も含むため、多くの投稿がありそうだ。どのような作品が登場するのか、引き続き情報を待ちたい。