なかむらたかし展 ササユリカフェにて開催 「寫眞館」「ブブとブブリーナ」など原画を展示
アニメーター・なかむらたかしの仕事を振り返る展示会の開催が決定した。「なかむらたかし展~圧倒的な手描きによる物量に触れる~」は6月16日から8月1日まで、ササユリカフェにて行われる。
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「なかむらたかし展~圧倒的な手描きによる物量に触れる~」と題して、6月16日から8月1日まで、多数の原画を展示する。
なかむらたかしは1955年生まれ。アニメーターとして『黄金戦士ゴールドライタン』『風の谷のナウシカ』『AKIRA』など様々な作品を手がけた。その後、演出にも活動を広げるようになり、監督として『パルムの樹』『ファンタジックチルドレン』などの作品を送り出した。
今回、ササユリケフェには大量の原画カットを展示する予定だ。さらに壁面に流れる映像と見比べながら原画を楽しめる。
作品はオムニバス映画『ロボットカーニバル』の「ニワトリ男と赤い首」、スタジオコロリドで手がけたショートアニメ『寫眞館』、オムニバス企画『日本アニメ(ーター)見本市』第27話「ブブとブブリーナ」と監督作が揃った。さらに『キングアビス』『トワイライト』とマンガも展示される。
ササユリカフェのオーナーシェフを務める元スタジオジブリのアニメーター・舘野仁美は、今回の展示について「アニメーションに新しい波としてデジタル作画が新たに加わりつつある現在、デジタル作画を道具として使いこなすためにも、“おしげなく手で描く”という仕事の素晴らしさを改めて確認する必要があると日々痛感しております」とその意義を語る。
そして「なかむらたかしさんの過去の作品を振り返ることで、その圧倒的な手描きによる物量を、デジタルアナログ若手ベテラン問わずアニメーションに携わる方々、とりわけ新たにアニメーションの世界を志望する方の、目と心に刻み込んで頂ければと願っております」と自らの想いを伝える。
「なかむらたかし展~圧倒的な手描きによる物量に触れる~」は6月16日から8月1日まで開催。入場料としてカフェでのワンオーダーが必要となる。
ササユリカフェは2014年12月に西荻窪にオープン。アニメーター・吉田健一の初個展「EST!+」をはじめ、店内で様々な展示企画を行って人気を博している。
[高橋克則]
「なかむらたかし展~圧倒的な手描きによる物量に触れる~」
期間: 2016年6月16日~8月1日(火曜・水曜定休、その他GW特別営業や貸切営業などあり)
時間: 11:30~21:30ラストオーダー
入場料: ワンオーダー