アミューズメント施設運営のナムコが、東京・台場にあるダイバーシティ東京プラザ3Fに最先端の技術を盛り込んだ新たなエンタテインメント施設をオープンした。期間限定で登場するVRエンターテインメント研究施設「VR ZONE Project i Can」だ。 最近ではPlayStationVRの発売決定やOculus Riftの登場で、以前より身近になってきた印象のあるVR技術。しかし、上記の2つを試そうと思ってもなかなか試す機会がまだ少ないのが現状だ。そんな中、今回期間限定解説される「VR ZONE Project i Can」では、VR技術を駆使して様々な疑似体験が出来る施設になる。
「VR ZONE Project i Can」では、VRを活用することで、通常ではありえない体験に次々に。6 種類の非現実的体験をVRアクティビティとして楽しむことが出来る。 「高所恐怖SHOW」は地上200メートルのビル高層階に突き出た板を歩く。「スキーロデオ」は断崖絶壁でのスキー急滑降を体験できる。、実車のようなスポーツ走行と楽しめるのは「リアルドライブ」だ。 廃墟と化した巨大病棟で“本当に襲われる”ホラー体験が楽しめる「脱出病棟Ω (オメガ)」、山手線の運転手となり車掌体験ができる「トレインマイスター」、少女と共にロボットに乗り込み敵と戦う「アーガイルシフト」とラインナップは多彩だ。料金は700円から1000円ほど。
これだけ聞くとただVRで楽しく遊く遊べる施設にだけ聞こえるが、VRエンターテイメント“研究施設”と謳うという事にも理由がある。 来場者はVRアクティビティを遊ぶだけだが、ここで得た意見をバンダイナムコエンターテインメントのVRプロジェクトチーム「Project i Can」が実際に研究に取り入れる。来場者の意見が、更なる技術進歩に繋がるかもしれない。