日本人の8割が“ヒーローが必要” フィールズ、10,000人の余暇調査アンケートを発表 | アニメ!アニメ!

日本人の8割が“ヒーローが必要” フィールズ、10,000人の余暇調査アンケートを発表

3月18日、フィールズ総研は社外に対する初の公式研究発表会として「フィールズ総研フォーラム」を開催した。日本人10,000人に行った余暇調査『Fields Yoka Survey』の速報を発表した。

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3月18日、フィールズ株式会社の研究部門である「フィールズ総研」は社外に対する初の公式研究発表会として、「フィールズ総研フォーラム」を開催した。イベントにて、日本人10,000人に行った余暇調査『Fields Yoka Survey』の速報が発表された。レポートでは、日本人のエンターテインメントに対する行動や実態、日本人が求めるヒーローなどが明らかにした。
『Fields Yoka Survey』は、日本人の余暇行動の実態やその背景にある価値観を探るべくフィールズ総研が行った余暇調査レポートである。インターネットによるアンケート調査にて、10,000人に400問の設問に回答してもらい、その結果を分析した。

まず「日本人の幸せと余暇の関係」について、「幸せ」だと思っている日本人は全体で59.6パーセントとなった。ニッポン人の約6 割の方が「幸せ」であると感じているという。男女比では、男性が52&、女性が67.3パーセントと、女性のほうが15ポイント以上高い数値を示す。また性・年代別での調査では、最も幸福度が高い年代は、男女ともに55~64パーセント、逆に最も低いのは、男女ともに40~54歳となった。
幸せかどうかを判断する際に重視する事柄については、1位は「家族関係」で55パーセント、2位は「健康状態」で47パーセント、3位に「家計状況」で42パーセントと続く。このうち「充実した余暇・趣味」は6位で42パーセントを示し、余暇の過ごし方も幸福度を判断する重要な要素となっていた。

1年間で最も心に残っている体験を問う設問では、49の選択肢を設定し、このうち1位は「国内旅行」が20ポイントとほかと大きく差を付け、2位が「海外旅行」で7ポイント、3位が「音楽ライブやコンサート」で7ポイント、4位が「テーマパーク・遊園地等」でで6ポイントと続いた。傾向として、外出余暇が高い数字を示した。

さらに「日本人が求めるヒーロー」についても分析を行った。フィールズの各種コンテンツの開発・事業展開に向けての調査だ。
日本にヒーローがどの程度必要か問う設問では、“実在のヒーロー”と“架空のヒーロー”の2つに分けて問いを設置。アンケートの結果、「絶対に必要」「必要」「どちらかといえば必要」を選んだ合計値は、“実在のヒーロー”で86.0パーセント、“架空のヒーロー”で86.6パーセントとなった。日本人の86パーセント以上が「ヒーローが必要」としていることが判った。
また、同設問は、2011年の東日本大震災前にも実施している。当時は“実在のヒーロー”は82.8パーセント、“架空のヒーロー”は80.3パーセントという結果だった。5年前よりも日本人はヒーローを必要としているという。

今回は国内のみの調査としたが、今後は海外における余暇コンテンツと幸福感の関係性についも視野に入れるという。また日本人の余暇活動の傾向や特徴についても、今後はさらに深掘りして発表していく予定だ。
《沖本茂義》
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