早川書房が創立70周年記念コミックアンソロジー刊行 手塚治虫、松本零士ら総勢30名の作品を収録 | アニメ!アニメ!

早川書房が創立70周年記念コミックアンソロジー刊行 手塚治虫、松本零士ら総勢30名の作品を収録

早川書房が創立70周年を記念したコミックアンソロジーを発売する。手塚治虫、松本零士、石森章太郎、永井豪ら豪華作家陣によるSF・ミステリ作品を集めた。

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SF・ミステリ作品を主に取り扱うことで知られる早川書房が、創立70周年を記念したコミックアンソロジーを刊行する。

発売されるのは『Comic S──早川書房創立70周年記念コミックアンソロジー〔SF篇〕』 と『Comic M──早川書房創立70周年記念コミックアンソロジー〔ミステリ篇〕』の2冊。SFとミステリ、それぞれ珠玉のエピソードを集めたアンソロジーだ。発売日はともに1月22日で、価格は税抜き1,500円となる。

注目すべきは、総勢30名を超える豪華な作家陣だ。『SF篇』は手塚治虫の『熟れた星』を始め、松本零士の『衛星2連独房』、石森章太郎の『7P2―H・G・ウエルズに』、永井豪の『キャプテンパースト』、萩尾望都の『ラーギニー』など、名だたる作家たちが『SFマガジン』に掲載してきた作品をリバイバル。
そのほか『失踪日記』をベストセラーに持つ吾妻ひでお、詩的な作風が人気の宮崎夏次系による描き下ろし新作も収録される。

一方の『ミステリ篇』には、村上春樹作品のカバーイラストを手がけた安西水丸の『ホームズ君の一日』、画業40周年を迎えるベテラン・高橋葉介の『夢幻紳士〔出張篇〕座敷鬼』『顔』など、こちらは『ミステリマガジン』に掲載された作品群が揃う。

『SFマガジン』と『ミステリマガジン』は、どちらも早川書房が発行してきた歴史ある雑誌だ。これまでに漫画界の大家たちが作り上げてきたSF・ミステリの系譜を辿りつつ、新進気鋭の作家による描き下ろし作品をも同時に収録する本作は、特別なアンソロジーとなるに違いない。

■書誌情報

『Comic S──早川書房創立70周年記念コミックアンソロジー〔SF篇〕』 早川書房 編
刊行日:2016年1月21日/本体価格:1500円+税/A5並製
『Comic M──早川書房創立70周年記念コミックアンソロジー〔ミステリ篇〕』 早川書房 編
刊行日:2016年1月21日/本体価格:1500円+税/A5並製

早川書房
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《キャプテン住谷》
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