「ガールズ&パンツァー」から“明けましておめでとうございます!”劇場版大ヒット御礼舞台挨拶
2016年1月8日(金)、東京の新宿バルト9にて、『ガールズ&パンツァー 劇場版』大ヒット御礼&「明けましておめでとうございます!」舞台挨拶が行われた。その様子をレポートする。
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『ガールズ&パンツァー 劇場版』は、2012年10月~12月、2013年3月に放送されたTVアニメ『ガールズ&パンツァー』の劇場版アニメ作品。2015年11月21日(土)に公開され、2016年1月6日までに累計興行収入が8億円を突破。1月9日より、順次35館の劇場で新たに公開が開始されることとなった超人気作だ。
壇上には、西住みほ役の渕上舞、プロデューサーの杉山潔が登壇。周りの反響について、実家に帰った渕上さんが弟に「ガルパンはいいぞ」と言われるなど、全国的にガルパン人気が広まっていると話し、開始早々から大盛り上がりとなった。上映開始から1か月半以上経った今なお人気は右肩上がりで、ファンも増えているとのこと。
反響について一通り話したあとは、「渕上舞が気になる劇場版10のこと」。事前に渕上に劇場版で気になることを10個挙げてもらった上で、それに対する回答をもらい紹介するというコーナーで、劇場版製作が決定してから公開までの期間や、キャラクターのキャスト選考について、エンディングでのみほとまほの会話、ボコの知名度など、映画を観た人なら気になる疑問が次々と挙げられた。
ちなみに、「みほとまほの会話はご想像にお任せします」とのこと。この件について、登壇者たちは口々に想像した展開を語り合っていた。
また、10個目の質問「大迫力な戦車戦が行われていたが、その中でも一番制作に時間のかかったシーンは?」に対して、「最終決戦の遊園地中央広場」が最も大変だったと明かされた。中央広場の概要を作って、遊具や周辺の設定を1つ1つ作り、それらをすべてモデリングしながら張り込みの美術テクスチャを作り、バランスを見ながら配置を行なった上でモーションをつけているそうで、「とにかく莫大な手間暇がかかっています」とのこと。
ワンカットで大変だったのは、「空撮からみほに至る大洗チームのカット」だそう。直前に聖グロリアーナ学園の戦車・マチルダIIが2両いることが判明し、ギリギリで修正が間に合った、という裏話が飛び出し、会場内に笑いが巻き起こった。
10個の質問のあとは、まだ劇場版を見ていない人に対して、渕上と杉山で本作品の魅力を熱く語った。大画面、大音量で観られる劇場版は、迫力も格別とのこと。「内容を知っている私でさえびくってしちゃうくらい、音が全然違います」と渕上。
最後は一言ずつ挨拶を述べ、2016年一発目の「パンツァー・フォー」を会場にいるみんなで叫び、本イベントは終了となった。