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アニメファンにもお薦め 今週注目の映画: ナチスから美術品を奪還する「ミケランジェロ・プロジェクト」

11月6日から公開予定のスモークハウス・ピクチャーズ製作の映画「ミケランジェロ・プロジェクト」を紹介する。

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11月6日から公開予定のスモークハウス・ピクチャーズ製作の映画『ミケランジェロ・プロジェクト』を紹介する。
俳優のジョージ・クルーニーが製作/監督/脚本/主演を担当する本作は、ロバート・M・エドゼル著のノンフィクション“ナチ略奪美術品を救え─特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争”を原作とする映画だ。第二次世界大戦下の1940年代を舞台に、美術や芸術のプロ達で結成された7人の特殊部隊“モニュメンツ・メン”達が、ナチスによって奪われた美術品を奪還するために奮闘する。

物語は、特殊部隊“モニュメンツ・メン”の7人が1944年7月にフランス・ノルマンディへ上陸し、ヨーロッパで美術品を探し求めるものの全てが奪いつくされていたことが判明。ドイツ敗北間近の1945年に発せられた、自国内の物を全て破壊する「ネロ指令」を聞いた彼らは進撃を始めるというもの。
メインキャストは、ジョージ・クルーニーやマット・デイモン、ケイト・ブランシェットを筆頭にビル・マーレイやジョン・グッドマン、ジャン・デュジャルダン、ボブ・バラバン、ヒュー・ボネヴィルの8人だ。

ナチスが第二次世界大戦より世界中の美術品を略奪していたことは有名で、その中でもキリストの死を確認するために使われたという「ロンギヌスの槍」を探し求めていたことでも知られている。現在でも強奪されたピカソやジャガールの美術品がヨーロッパで発見されることが多々あり、返還を巡ってのトラブルが国内でも報じられることも多い。
第二次世界大戦を舞台に実際の出来事を題材したアニメ作品は少ない。しかし、個性的で豪華なキャストと美術品の奪還という題材から、興味ある読者は週末に見に行くのもよいかもしれない。

《G.Suzuki》
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