KADOKAWAは10月31日に「アニメ『オーバーロード』完全設定資料集」を発売する。7月から9月まで放送され、大人気のうちに幕を降ろしたテレビアニメ『オーバーロード』の設定イラストやスタッフインタビューを盛り込んだ1冊だ。“映像化不可能”とまで言われた本作の世界観をどのように制作したのか、その舞台裏を知ることができる。『オーバーロード』の原作は、丸山くがねさんが手がけるライトノベル。オンラインゲームのキャラクターになってしまった主人公が、そのゲームと似た法則が存在する異世界へ転移してしまい、死の支配者として君臨する物語だ。アニメ化によって原作やそのコミカライズ作品は、シリーズ累計200万部を瞬く間に突破した。資料集は総計240ページにものぼり、キャラクターの表情、細部までこだわった衣装や小物、繊密に描かれた美術の設定など、数百点におよぶ画像を中心に収録。特別企画として、サブキャラクターやモンスターデザインなどを担当した出雲重機さんから寄せられたコメントとイラストも掲載している。さらに原作者の丸山くがねさん、伊藤尚往監督、シリーズ構成と脚本を務めた菅原雪絵さんによる対談形式のインタビューも実現した。キャラクター原案のso-binさん、キャラクターデザイン・総作画監督の吉松孝博さん、橋本健太郎プロデューサーによるアニメならではの制作裏話も必見だ。他にも、so-binさんによるイラスト集や、制作スタッフによるコメント集もある。伊藤尚往監督と吉松孝博さんによるコメント付きイラスト色紙も付属して、価格は2,500円(税別)となっている。ファンにとってはぜひ入手しておきたい1冊となりそうだ。アニメ「オーバーロード」完全設定資料集編: ホビー書籍編集部発売日: 2015年10月31日定価: 本体2,500円+税発行: KADOKAWA
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