木城ゆきとのマンガ「銃夢」のハリウッド実写映画企画が再浮上 ジェームス・キャメロンがプロデュース | アニメ!アニメ!

木城ゆきとのマンガ「銃夢」のハリウッド実写映画企画が再浮上 ジェームス・キャメロンがプロデュース

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木城ゆきとの傑作マンガ『銃夢』のハリウッド実写化企画が、再び動き出したようだ。米国のエンタテイメント情報のハリウッドレポーター誌(The Hollywood Reporter)は、10月14日、『銃夢』を原作とする映画の監督としてロバート・ロドリゲスが交渉中であると伝えている。メキシコ出身のロバート・ロドリゲスは『スパイキッズ』や『シン・シティ』のヒット作を手がけている。また、映画のプロデュースは『アバター』の監督として知られるジェームス・キャメロンと同氏の会社ライトストーム・エンタテインメント(Lightstorm Entertainment)、そしてジョン・ランドーが務める。
ハリウッドレポーターは、15年にも及ぶ『銃夢』の映画企画の旅はいよいよ決着に近づいたとこのニュースを報道する。一方で、配給会社や現在の脚本の状況は明らかにされておらず、不確かな部分も多い。映画化実現は依然不透明だ。

とはいえ本作の映画化を待ち望むファンには朗報だ。『銃夢』の映画化企画は、ジェームス・キャメロンの肝いりプロジェクトとして長年広く知られてきた。しかし、キャメロンが『アバター』の続編に深く関わる近年は、ほとんど言及されなくなっていた。すでになくなったプロジェクトとの見方もあった。
近年、日本のマンガやアニメ、映画、小説から数多くのハリウッド実写映画が生まれている。2014年に世界公開されヒット作となった『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『GODZILLA』、あるいは『スピード・レーサー』『DRAGONBALL EVOLUTION』など大作も多い。2017年には、実写版『攻殻機動隊』の公開も控えている。
こうした華やかな話題の一方で、ハリウッド実写化企画が発表され、あるいは報道されながら実現に至らない作品も数多い。なかでも2000年代に入ってすぐにメディアに報じられた木城ゆきとの『銃夢』、大友克洋の『AKIRA』はなかなか企画実現に行き着かない代表的な大型プロジェクトとなっていた。

『銃夢』は空中都市に支配された遠い未来を舞台にしたサイバーパンクSFだ。スクラップの山から拾い出されたサイボーグ少女ガリィを中心に、謎に満ちた世界の秘密が解き明かされていく。1993年にOVAとしてアニメ化され、これを通じて原作も知られるようになった。映像ファンやクリエイターを中心にカルトな人気を誇る。
作品を熱狂的に愛するファンのひとりが、『タイタニック』で世界的なヒットを飛ばしたジェームス・キャメロン監督である。キャメロンは『タイタニック』の後に『銃夢』を監督すると伝えられたが、結局『アバター』を優先することになった。さらに『アバター』の大ヒットにより、その続編3部作に取りかかったことで、『銃夢』の企画はさらに先送りされた。
今回の報道で大きく注目されるのは、これまで監督をするとしていたキャメロンがプロデューサーにまわり、別に監督を立てたことである。多忙な自身での監督を断念することで、プロジェクトを復活させたかたちだ。15年にも及んだ企画がいよいよ実現するのか、ハリウッド実写版『銃夢』の動向にまだまだ目が離せない。
[数土直志]
《animeanime》
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