実写版「ドラクエ」のスライムは本当にグロい! 「モンハン」で振り返るゲーム実写化の今昔【特集】 | アニメ!アニメ!

実写版「ドラクエ」のスライムは本当にグロい! 「モンハン」で振り返るゲーム実写化の今昔【特集】

実写映画版「モンスターハンター」を含む、ゲームの実写化について振り返る座談会を実施しました。

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実写版「ドラクエ」のスライムは本当にグロい―「モンハン」で振り返るゲーム実写化の今昔【特集】
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2018年10月後半より撮影がスタートしたミラ・ジョヴォヴィッチ主演、ポール・W・S・アンダーソン監督による実写映画版「モンスターハンター」。同作は、国連軍所属の主人公・アルテミスが異世界に赴き、現地のハンターと共にモンスターの地球侵略を阻止する内容になると海外メディアが報じています。その内容から原作ファンの間では賛否両論が巻き起こっていますが、果たして当サイトのゲームライター達はこれをどう見ているのか……。

そこで今回は、実写映画版「モンスターハンター」を含む、ゲームの実写化について振り返る座談会を実施しました。

ライター達は実写版「モンハン」をどう見ている?



葛西祝
今回の司会を担当するジャンル複合ライティング業者の葛西祝です。さてゲームは映画とジャンルが重なることが多いものです。今回お集りの皆さんは、ゲームの実写化についてどのように捉えていますか?

G.Suzuki
ミリタリー系ゲームが好きなライターのG.Suzukiです。ゲーム実写化の一報は期待と不安の半々な気持ちでいつも捉えています。

TAKAJO
Game*SparkデイリーニュースライターのTAKAJOです。ゲーム実写化に関しては、映画として成り立っていればそこまで原作が意識していなくてもいいかなってスタンスです。小説、コミック、ドラマなど、知らないだけで原作付きの映画はわりと多いですし、ゲームもあくまでそういったくくりの中の一つとして捉えてます。

Daisuke Sato
本職として映画業界の片隅に身を置いているSatoです。兼業でゲーム関係の記者をやっています。ゲームの実写化はゲームに興味がない人でも原作を知る機会になるので、どんな出来でもウェルカムな気持ちで捉えています。


葛西祝
皆さん実写化はわりと好意的に捉えているのですね。さて、話題沸騰中の実写映画「モンスターハンター」についてどう見ていますか?

TAKAJO
トニー・ジャーが出ますよね。僕はもうそれだけで「すごいものが観れるのではないか?」と思ってしまいます。あと、映画としてのスペクタクルがちゃんと味わえれば、『モンハン』らしさはそこまで気にしてません。設定の時点で純粋な『モンハン』ではなさそうですし。

葛西祝
トニー・ジャーは、スタントなしで、いつ大ケガしてもおかしくないアクションをやりきった映画「マッハ!!!!!!!!」の主演を務めた方ですよね。たしかにアクションの期待値は高めかもしれません。


Daisuke Sato
ポール・W・S・アンダーソン監督については、もともと1997年の「イベント・ホライゾン」や1998年の「ソルジャー」という作品が好きでしたし、映画版の「バイオハザード」シリーズも大好きでした。2016年の「バイオハザード:ザ・ファイナル」の公開時にアンダーソン監督にはインタビューもさせていただいていて、映画にかける情熱があり、観客をどう楽しませるかをすごく考えている人だと感じているので、メイキング画像が公開され、ファンから騒がれている今回の「モンスターハンター」も特に不安には感じていません。間違いなく面白いものになるだろうと思っています。

G.Suzuki
自分としては、『モンスターハンター』とポール・W・S・アンダーソン監督作品について、2002年公開の「バイオハザード」と2004年の「バイオハザードII アポカリプス」以外あまり縁が無かったのもあって期待は未知数ですね。シリーズに触れたことのない人が興味を持つような面白い作品に仕上がってくれることを願いたいです。

ライターたちのゲーム原作映画の原体験とは?


葛西祝
「バイオハザード」シリーズを作ったタッグだからこそ、信頼もあり、不安もありというところですね。さて話題を移して、皆さんのゲーム原作映画の原体験を教えてくれますか?

G.Suzuki
自分の場合は、2001年に公開されたアンジェリーナ・ジョリー主演の映画「トゥームレイダー」を中学生の時に友人と一緒に観に行ったのが原体験でした。アクションの派手さと、ララ・クロフトの再現度の高さから注目度が高かったのを覚えています。

TAKAJO
僕は「ストリートファイター」です。小学生の時にテレビで観ました。当時あまりゲームに馴染みがなく、もちろんある程度はキャラも知ってたし原作もプレイしたこともあったのですが、いかんせん記憶があいまいで、「こいつら本当にこんな感じだったかな?」と思いながら観ていました。ラストカットがオフ会の集合写真みたいですごい好きです。


葛西祝
「ストリートファイター」もヤバかった記憶があります。リュウじゃなくてガイルが主人公なのはアメリカ制作だしまだわかるのですが……格闘ものというより軍人ものっぽくなってて「なんだこれ?」って。なにより原作のあの髪型すら再現しないのはショックでした。

Daisuke Sato
私が初めて観たゲームの実写化作品は、映画というよりはビデオ作品なのですが、小学生の時にレンタルビデオ店で借りて観た「ドラゴンクエスト ファンタジア・ビデオ」です。『ドラクエ』1~3の音楽が流れるミュージックビデオみたいなもので、オーケストラ演奏のパートとゲーム中のシーンを再現した実写パートが交差する内容でした。スライムが結構グロくて衝撃を受けた記憶があります。

「ドラゴンクエスト ファンタジア・ビデオ」のグロいスライム

この作品にはガイナックスとゼネラルプロダクツが関わっていて、スタッフ兼竜王役で庵野秀明氏が参加しています。また、監督は『プリンセスメーカー』のディレクター兼キャラクターデザイナーを務めた赤井孝美氏ですし、他のスタッフには樋口真嗣氏や尾上克郎氏といった2016年に公開された「シン・ゴジラ」のメインスタッフが多く参加しているのも興味深いです。

葛西祝
Satoさん、それはかなり貴重な作品じゃないですか?ガイナックスが「新世紀エヴァンゲリオン」を作る以前、そんな謎の仕事もやっていたとは……

Daisuke Sato
1988年の作品ですので、「エヴァ」どころか「ふしぎの海のナディア」の3年前ですね。

ゲーム実写化のカオスな原作改変について語る



葛西祝
しかし初期のゲーム実写化って「なんでこうなるの?」って映画が多くなかったですか?小学生のころ観た「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」は、マリオが本当にヒゲのおじさんになっていて、夢も希望もない感じに見えた記憶があります。さらにヨッシーがリアルな恐竜のデザインにされていて……原作ファンが望んでいたものとは違う方向になっていました。

TAKAJO
「ゲームの実写化」というよりも「ゲームの設定が原案」という感じですよね。大まかな設定だけ借りて、後はオリジナルの味付けをするというか。ローランド・エメリッヒ監督の「GODZILLA」が、オリジナルとは似ても似つかぬモンスター映画だったのと近い感じがします。僕はあのゴジラも好きでしたが。

Daisuke Sato
親子でも楽しめる映画を目指して失敗した感じがしますね。当時は「ネバーエンディング・ストーリー」などリアルなSFXを使ったファンタジー映画が流行っていたのも影響したのでしょうが、ヨッシーだけでなく、キノコ王国のリアルなキノコ化した王様も、当時の子供にはトラウマになるような表現が多かったように思います

葛西祝
たしかにトラウマでしたね。「ドラえもん」をリアルに描くギャグがありますけど、「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」はそれを億単位のお金をかけて本気でやった大人げなさを感じました。

Daisuke Sato
一応、映画技術としてはコンピューターを使ったパーティクル効果(人物が粒子になっていく)や人間から恐竜に変化するモーフィング表現をやった事はすごいと言われていました。翌年の1994年には東宝映画が「ヤマトタケル」で同じパーティクル効果をまるっと真似をするほどです。

葛西祝
なにげない当時の最先端技術が少年の心を傷つけたかもしれません……思い返すと『ときめきメモリアル』も実写化されていたり、これもトラウマになりました。原作の要素は藤崎詩織と伝説の樹くらいしかなく、ただのトレンディドラマになっているって、どういう事だと戸惑ったんです。

Daisuke Sato
あの「ときメモ」もなかなかゲームファンを裏切る作品でしたよね。当時、フジテレビと東映が展開していた、10代から20代向けの青春ラブコメディ映画のラインナップの一つだったので、ゲームの『ときメモ』ユーザー向けというよりはデートで映画を観に来るリア充向けの作品になっていたという。

葛西祝
当時『ときメモ』にハマったプレイヤーの多くが「原作ぶち壊しやがって!許せねえ!」という感じでしたね。やっぱり『ときめきメモリアル』は実写化されるべきじゃなかったんですよ!詩織!プログラムの中でだけ生きていてくれ……

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《真ゲマ》
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