10月17日(土)と18日(日)の2日間、東京・練馬区の練馬駅北口周辺の各施設を会場に、「練馬アニメカーニバル2015」が開催される。これはアニメに縁の深い練馬区が、地域の産業、そして文化であるアニメをより多くの人に知ってもらいたいと実施するものだ。今年で9回目となる。毎回、人気アニメが飛び出してキッズやファミリーにはお馴染みのイベントとなっている。近年はファミリーだけでなく、アニメファンに向けた企画も交えて、さらに広い層にアピールしている。2015年は「《レジェンド》と《最前線》を楽しもう!」をテーマに、練馬文化センター小ホールで実施するトーク・上映プログラム・ライブステージ、それに人気アニメグッズの販売のアニメマルシェ、練馬区とアニメの関わりを紹介する展示コーナー「練馬区とアニメ展」、さまざまなアニメ体験プログラムの「アニメの学校@ねりま」などを企画する。ライブステージは、「J:COM×アニマックスpresents 河野マリナ&小林竜之アニソンステージ」と「『プリパラ』 Prizmmy☆、プリズム☆アイドル研究生'sライブ」。アニメ体験プログラムは、「クリンナップ体験教室」「パラパラアニメ体験教室」と親子で楽しめるに違いない。なかでもトークと上映は、注目のゲストも多数参加して人気を呼びそうだ。10月17日16時半からは「映画『この世界の片隅に』公開まであと1年!記念トークイベント」、クラウドファンディングからの支援で2016年の映画公開が決まった『この世界の片隅に』について、片渕須直監督と原作者・こうの史代がトークする。当日はプロモーション映像の上映や作品冒頭にあたる「冬の記憶」の上映も行う。2015年に放送40周年を迎えた『ガンバの冒険』の上映とトークも見逃せない。トムス・エンタテインメント制作(放送当時東京ムービー)、出崎統監督の傑作を3エピソードをピックアップして上映する。ガンバ役の声優である野沢雅子がゲストに招かれる。こちらは17日13時半から。18日16時からは、「『四月は君の嘘』最終話スタッフ生コメンタリー&トークイベント」になる。作中の舞台にもなる練馬文化センターでの特別ステージ、さらにイシグロキョウヘイ監督を招くとあり、ここだけのプログラムになるだろう。いずれも事前チケットが必要で、公式サイトの専用フォームにて10月4日まで受け付ける。詳細は、サイトにて確認出来る。練馬区には、日本発の劇場用長編アニメ『白蛇伝』を制作した東映動画(現・東映アニメーション)や、テレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』を制作した虫プロダクションが拠点を持つ。さらに区内には90社以上のアニメ関連事業者が集積している。練馬区は地域を「日本のアニメーション発祥の地」として、盛りあげている。「練馬アニメカーニバル2015」開催日: 2015年10月17日(土)・18日(日) 11:00~18:30(予定)会場: 練馬駅北口周辺(練馬文化センター小ホール、区民・産業プラザ、平成つつじ公園入場料: 無料主催: 練馬アニメカーニバル推進連絡会 共催: 練馬区産業振興公社