アニメ監督・メカニックデザイナーとして活躍する河森正治さんの展示会「THE変形 河森正治デザインワークス展」は、宝塚市立手塚治虫記念館にて7月3日から10月26日まで開催中だ。それを記念して、河森さんが展示作品を解き明かすツアーガイドや、ファンを招いたサイン会、そして企画展への思いを語るトークイベントの実施が決定した。9月12日と13日の二日間にかけて行われる。まず9月12日には、河森さん自ら展示の前に立って作品を解説するツアーガイド「ナイトミュージアム」を開催する。河森さんから直接、制作意図などを聞くことができる貴重な機会となる。パート1は「デザイン論」、パート2は「作品論」を予定しており、どのようなトークが繰り広げられるのか要注目である。またパート1のみデザイン専攻学生(専門・大学)優先受付のため、クリエイター志望者にとって見逃せない企画になるだろう。定員は各20名、参加費は各2000円だ。9月13日にはサイン会を開催。ミュージアムショップにて企画展パンフレットを含む3000円以上購入した人に参加整理券が配布される。続いて当日の午後からはトークショーを実施する。河森さんのデザインワークの真骨頂である変形や企画展について、様々なトークが繰り広げられることになりそうだ。こちらの定員は50名を予定している。いずれの企画も、インターネットまたは往復はがきによる事前申込制だ。受付期間は8月31日(必着)。詳細は公式サイトを確認してほしい。河森正治さんは1960年生まれ。20代前半で『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』を監督。本編に登場する可変戦闘機・バルキリーのメカデザインで熱狂的な支持を獲得した。その後も「サイバーフォーミュラ」や「アクエリオン」シリーズなど多彩な作品で監督やデザインを手がけている。[高橋克則]
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