手塚治虫の傑作マンガ『ブラック・ジャック』の主人公である天才外科医ブラック・ジャックの若き日の姿を描く『ヤング ブラック・ジャック』がテレビアニメ化される。話題作の最新情報が2015年8月8日、都内・文京シビックホールで開催されたTBS アニメフェスタ 2015で明らかになった。2015年10月1日深夜2時16分より、TBSで放送を開始することが発表された。さらにCBC、サンテレビ、BS-TBS でも放送予定、今年の秋の注目作のひとつになりそうだ。『ヤング ブラック・ジャック』は、2011年より「ヤングチャンピオン」（秋田書店）で連載されている。手塚治虫の原作に基づいて、田畑由秋が脚本を、大熊ゆうごが漫画を担当する異色作だ。物語はブラック・ジャックこと間黒男が、子どもの頃に命を助けてもらったことから医者を目指す医学生になっているところから始まる。彼がなぜ無免許医になったかが1960年代を舞台に描かれている。後のドクター・キリコとなるキリーも登場するなど、『ブラック・ジャック』ファンには堪らないだろう。傑作マンガの前日譚になっているだけでなく、確かな知識と骨太のストーリーも魅力だ。さらに『『リボンの騎士』や『鉄腕アトム』『どろろ』など、手塚治虫の他作品の登場人物たちが様々な役柄で登場するのも話題だ。本作のアニメ化にあたって、実力派スタッフが集結した。監督は『リストランテ・パラディーゾ』や『最終兵器彼女』の加瀬充子を起用、シリーズ構成・スーパーバイザーとして『装甲騎兵ボトムズ』などで知られる大御所・高橋良輔が参加する。アニメーション制作に手塚プロダクション、音楽制作をビーイングが担当する。キャストも発表されており、間黒男役に梅原裕一郎が決まっている。『美男高校地球防衛部LOVE!』の由布院煙役や『赤髪の白雪姫』のミツヒデ役などで注目される若手だ。一方、藪役に遊佐浩二、岡本舞子役に伊藤静、ナレーション役に大塚明夫とこちらはベテランで固めた。梅原裕一郎は、9月22日(火)よりスタートするWEB動画番組「ヤング ハート・ジャック」にも出演する。自身から作品の魅力をファンに届ける。『ヤング ブラック・ジャック』TBS にて10月1日(木)深夜2時16分より放送開始予定CBC ・サンテレビ・ BS-TBS にて 10 月より放送予定[スタッフ]原作： 手塚治虫脚本： 田畑由秋漫画： 大熊ゆうご医療監修： 後藤伸正(秋田書店「ヤングチャンピオン」連載)監督：加瀬充子シリーズ構成・スーパーバイザー： 高橋良輔キャラクターデザイン・総作画監督： 片山みゆき、三浦菜奈美術監督： 西田稔、柴田正人色彩設計： 荒井めぐみ撮影監督： 染谷和正編集： 渡部珠未音響監督： 亀山俊樹音響制作： グルーヴ音楽： 池田大介音楽制作： ビーイングアニメーション制作： 手塚プロダクション[キャスト]間黒男： 梅原裕一郎藪： 遊佐浩二岡本舞子： 伊藤静ナレーション： 大塚明夫オープニング UMI☆KUUN 「I am Just Feeling Alive」エンディング： 焚吐アニメ『ヤング ブラック・ジャック』(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
