細田守監督の最新作『バケモノの子』の公開を記念し「細田守監督作品『バケモノの子』展~時をかける少女、サマーウォーズおおかみこどもの雨と雪~」が7月24日から渋谷ヒカリエでスタートした。300点以上におよぶ原画、絵コンテ、美術やインタラクティブなアトラクションを堪能できる。オープニングエリアには『バケモノ子』の渋谷のスクランブル交差点をモデルにした背景、熊徹と九太のパネルが。細田監督の作り出す世界に一気に引き込んでくれるイントロダクションの役割を果たしている。また、スマホアプリを使って会場内にいるチコを探し撮影すると『バケモノの子』の特別アイテムを閲覧できる特別企画「会場内のチコをさがせ!」も用意されているので、このオープニングエリアでアプリをダウンロードしておくと展覧会をさらに楽しめるはずだ。絵コンテアリアでは細田監督の直筆絵コンテのほか「演出の技」「フード描写」「自然のディテール」などテーマに分けて絵コンテを紹介。生粋のアニメファンからライトな層まで幅広く楽しめるよう工夫が凝らされている。次のキャラクターデザインエリアは、パネル一面に『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』のキャラクターデザインを担当した貞本義行さんによるキャラクターイラストが展示されている。さらに進むと『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』エリアに。原画、レイアウト、背景などが壁面にずらりと展示されており、制作工程の片鱗を感じることができる。青い紙は細田監督の演出修正、黄色い紙は作画監督の修正なので、どのように修正が加えられたのかも要チェックだ。風のシアターでは『おおかみこどもの雨と雪』で雨と雪が雪原を駆け抜けるシーンを風を感じながら見ることが可能だ。バケモノの子エリアでまず目に入ってくるのが、『サマーウォーズ』でOZの美術も担当した上条安里さんが監修し、リアルに再現された渋天街の門。ここではバケモノの街に迷い込むシーンを体感できる。隣の熊徹道場ではチームラボとコラボしたアトラクションも。本編にも登場した熊徹との修行シーンを体験できる。チームラボ、面白法人カヤックとコラボした体感型展示エリアは「お祭り」を感じられる数々のアトラクションが用意されている。「よろしくお願いしまあああすっ!!」ブースでは『サマーウォーズ』のあのシーンを再現可能。PC画面に表示される案内に沿って「よろしくお願いしまあああすっ!!」と叫びながらEnterキーを押すと、声の大きさに合わせ壁に文字が表示されるので恥ずかしがらず挑戦を。「未来で待ってる」ブースでは『時をかける少女』の等身大・間宮千昭から「未来で待ってる」と耳元でささやいてもらえる。案内役を務めたスタジオ地図・齋藤優一郎プロデューサーは「体感型にした狙いとして、アニメや細田監督作品に詳しくない人にも気軽に訪れてもらい、子どもも大人も一緒に楽しんでもらいたい」と話してくれた。『バケモノの子』は7月22日までに興行収入20億、観客動員数150万人を突破。この展覧会にも大きな注目が集まるだろう。細田守監督作品『バケモノの子』展~時をかける少女、サマーウォーズおおかみこどもの雨と雪~会場: 渋谷ヒカリエ 9F ヒカリエホール ホールA(東京都渋谷区渋谷2-21-1)期間: 7月24日(金)~8月30日(日) 会期中無休時間:1 0時~19時(最終入場は18時30分まで)
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