1979年の誕生以来絶大な人気を誇る「機動戦士ガンダム」シリーズ、近年は映像からグッズ、さらに大型イベントも数々開催されている。そんな潮流が、2015年には海外に広がる。 6月4日から28日にかけて、東南アジアの拠点シンガポールで「Gundam Docks at Singapore」が開催されることが決定した。会場はニー・アン・シティ市民プラザとタカシマヤスクエアとなる。 約4000平方メートルという国外最大級のショーケースには200体以上のガンプラを展示する。この規模は海外で開催されるガンダムイベントとしては史上最大規模となる。
「Gundam Docks at Singapore」はガンプラ35周年とシンガポール建国50周年を記念して行われる。会場のニー・アン・シティ市民プラザには全高約6メートルのガンダムとシャア専用ザクも登場する。1/3スケールの巨大サイズで表現されたモビルスーツを堪能することができる。 夜には『機動戦士ガンダム』の一年戦争をイメージした光と音のショーも実施する。どのような演出で戦闘シーンを表現するのか、こちらも見逃せない催しとなった。
東南アジアでは近年さまざまなアニメイベントが開催され、大きな話題を集めている。2008年には「Anime Festival Asia」(AFA)をシンガポールで初開催。先日もタイで「Anime Festival Asia Thailand 2015」が行われ、日本からも様々なアーティストが参加したばかりである。東南アジア初のガンダムイベントも多くの来場者で賑わいを見せそうだ。 [高橋克則]