第19回「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」が5月4日に配信された。「日本アニメ(ーター)見本市」の第19弾作品『I can Friday by day!』で監督・絵コンテを務めた鶴巻和哉さん、アニメーションキャラクターデザイン・作画監督のすしおさん、音楽のSiNさんをゲストに迎え、作品の制作秘話を披露した。
『I can Friday by day!』制作のきっかけを問われると、鶴巻監督は「そもそもはマンガ家のウエダハジメさんと一緒にやってみたかった。今回は彼に脚本を書いてもらおうというのが企画の発端です。3本くらいアイデアを出してもらった中で、一番キャッチーなものを選びました」と語った。キャラクターデザインについては、ウエダハジメさんが推薦したイラストレーター・竹さんの手によるキャラを見た瞬間に「竹さんの絵を活かす方向でつくろう」と決意したそうだ。 すしおさんは「竹さんの絵のストロークの長さが自分の描く絵と似ていたんです。多分、手の大きさが同じくらいなんだろうなと思っていたら、身長が同じくらいでした」とコメント。キャラクターデザインを再現することについては「最初はキャラがぜんぜん似なくて苦労しました」と語っており、難しい作業だったようだ。