「ベイマックス」と「愛犬とごちそう」ディズニー同時上映作品が米国アカデミー賞ダブル受賞
第87回アカデミー賞 アニメーション部門において、ディズニーが長編および短編部門にてダブル受賞を成し遂げた。
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このうち長編アニメーション部門では、ディズニー・アニメーション最新作『ベイマックス』が受賞した。さらに『ベイマックス』と同時上映されている『愛犬とごちそう』が短編アニメーション賞を受賞した。長編および短編のダブル受賞は、ディズニーアニメーション史上でも初となる。
第87回アカデミー賞の長編アニメーション部門は、高畑勲監督が手がけた『かぐや姫の物語』もノミネートされており、日本では早くからその行末が注目されていた。2014年の『アナと雪の女王』と『風立ちぬ』に続き、2年連続でジブリとディズニーが競い合う図式となっていた。
2月23日、受賞の行方が固唾をのんで見守られるなか、ディズニー・アニメーション作品が2年連続受賞という快挙を成し遂げた。ディスニーは長編アニメーション部門では前回の『アナと雪の女王』に続く二年連続受賞となっている。
『ベイマックス』受賞を受けて、監督のドン・ホールは「ジョン・ラセターは世界最高の上司。そして、キャストやスタッフの才能と情熱に永遠に感謝します!ウォルト・ディズニー・アニメーションで働きたいと夢を語った子供が今、ステージに立っています!」と、制作総指揮であるジョン・ラセターと、キャスト、スタッフそして両親への感謝とその感激の言葉を送った。
映画『ベイマックス』は、昨年12月20日(土)より日本公開され一躍大ヒットとなった。公開3週目以降、週末興行成績ランキング1位を6週連続で獲得。さらに2月22日(日)までの累計動員は676万人を突破、興行収入は86億円を超えている。
2014年、世界的に大ヒットを遂げた『アナと雪の女王』は、アカデミー賞受賞後さらなる盛り上がりをみせた。すでに様々な現象を巻き起こし愛されている『ベイマックス』も、このアカデミー賞のダブル受賞によりその勢いに拍車がかかりそうだ。公開2か月を越えても衰えない『ベイマックス』の人気と勢いに今後も注目したい。
『ベイマックス』
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