「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が、2月19日(木)から2月23日(月)にかけて北海道・夕張市にて開催される。映画祭は1990年にスタート、その後紆余曲折を経ながらも現在まで続く。SFやファンタジー、ホラー、アニメーションなど幅広いジャンルを扱う映画祭として定評がある。映画祭は、去年同様に「VFX」特集を組む。「京楽ピクチャーズ.PRESENT“VFX-JAPAN イベント”」と題し、「フルCGアニメ」の現状を業界のキーパーソンによるプレゼンテーションとメイキング映像によって解き明かす。VFX特集イベントは、2月20日から22日の期間に集中している。シンポジウムとメインキング、VFX-JAPANアワード2015など、5つのイベントで日本のVFXを展望する。20日14時半からは「アニメスピリットの拡がり ―オー・エル・エム作品を例にー」と題し、『ポケモン』や『妖怪ウォッチ』など国民的アニメを生み出してきたオー・エル・エにスポットが当たる。同スタジオのスーパーバイザー・安生健さん、プロデューサーの近藤潤さんが登壇し、手描きアニメからフル3DCGに至るまで、さまざまな形で表現されるアニメ的着想について語る。同日16時半からは、老舗アニメスタジオの東映アニメーションがCG技術を解説する。「プリキュア、ワンピース、聖闘士星矢、楽園追放で探る老舗アニメスタジオのアニメCGの現場」と題し、『楽園追放 -Expelled from Paradise-』や『プリキュア』など4作品のメイキング映像ともにアニメとCGの関わりを解説する。21日11時からは「夢と感動を創造する日本のアニメプロダクション『攻殻機動隊ARISE』『進撃の巨人』プロデュースの視点」とし、プロダクション I.G代表取締役社長 石川光久さん、ウィットスタジオ 代表取締役社長 和田丈嗣さんが登壇する。プロデュース的視点から日本的アニメーションとCG技術の関係性を紐解く。同日13時からは、2014年に公開されたフル3DCGアニメ「STAND BY MEドラえもん」メイキングセミナーを実施する。同作の監督を手がけた八木竜一さんが、どのようにして『ドラえもん』を3DCG化したのか語る。そして同日15時半からは「VFX-JAPANアワード2015」を実施する。2013年12月から2014年10月までに公開されたCG・VFXを活用した日本作品を部門ごとに選出した上で紹介、表彰する。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015http://yubarifanta.com/
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