映画『イントゥ・ザ・ウッズ』はブロードウェイ・ミュージカル「Into The Woods」が原作である。2005年に国内で宮本亜門さん演出で上演された際には、当時17歳の神田さんが赤ずきん役としてミュージカル初出演を果たした。彼女にとって深い縁を持つ作品である。 神田さんは「「Into the Woods」は私の人生に大きな転機を与えてくれた作品であり、この作品があったからこそ今の自分がある。そして、この作品がなかったら“アナ”には出会えていなかったと思います」と、自分にとって運命の1作であることを語った。
そして「私の人生に大きな変化を与えてくれた「Into the Woods」と『アナと雪の女王』は、奇しくも「自立」という共通したテーマを持っています」と本作の内容にも触れ、「『アナ』があってこその『イントゥ・ザ・ウッズ』だと思いますし、ディズニーの最新作ですので、この作品の楽しさや魅力を、一生懸命伝えていきたいと思います」とコメント。宣伝ナビゲーターへの熱い思いを打ち明けた。
神田さんは3月4日に開催されるジャパンプレミアで、本作の名曲「Children Will Listen」を披露することが決定している。『アナと雪の女王』の歌声で日本中を虜にした神田さんの歌声に注目したい。 ジャパンプレミアには赤ずきん役のリラ・クロフォードさんとロブ・マーシャル監督も来場する予定だ。こちらも大きな盛り上がりになりそうだ。 [高橋克則]
――劇中で歌われる代表曲「Into The Woods」「Children will listen」について 映画『イントゥ・ザ・ウッズ』は、暗く深い森の中へ入っていく目的=それぞれがなんとしても叶えたい“願い”を歌う「Into The Woods」で始まり、“願いは叶っても失うものも多い”、“子供たちはあなたの言葉を聞いているから気をつけて”という子供の成長を支えるべき大人たちへの警告ともとれる曲「Children Will Listen」で終りますが、これらの曲は、まさにこの映画のテーマを凝縮していると思います。