第60回小学館漫画賞 「妖怪ウォッチ」「アオイホノオ」など5作品 | アニメ!アニメ!

第60回小学館漫画賞 「妖怪ウォッチ」「アオイホノオ」など5作品

1月21日に「第60回 小学館漫画賞」の受賞作が発表された。『妖怪ウォッチ』のコミカライズ、『アオイホノオ』と、アニメファンも注目の作品が選出された。

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1月21日に「第60回 小学館漫画賞」の受賞作が発表された。児童向け部門は小西紀行さんの『妖怪ウォッチ』、少年向け部門は田中モトユキさんの『BE BLUES!~青になれ~』、少女向け部門は和泉かねよしさんの『女王の花』、一般向け部門はこざき亜衣さんの『あさひなぐ』と島本和彦さんの『アオイホノオ』の5作品が選ばれている。
今回の受賞作は、2014年に大ヒットを記録した『妖怪ウォッチ』のコミカライズ、マンガ家やアニメ監督・プロデューサーたちの青春時代を描いた『アオイホノオ』と、アニメファンも注目の作品が選出された。

小西紀行さんの『妖怪ウォッチ』は「月刊コロコロコミック」「別冊コロコロコミック」「コロコロイチバン!」の3誌で連載中。同名のゲームを原作としており、可愛らしいキャラクターや過激なギャグで人気を集めている。
島本和彦さんの『アオイホノオ』は「ゲッサン」にて連載中。自身の大学生時代を描いた自伝的作品であり、大学の同期で後にアニメ監督となる庵野秀明さんをはじめ、マンガやアニメ業界人が実名で登場している点も大きな話題となった。
田中モトユキさんの『BE BLUES!~青になれ~』は「週刊少年サンデー」の本格サッカーマンガ、和泉かねよしさんの『女王の花』は「ベツコミ」の歴史ロマン作品、こざき亜衣さんの『あさひなぐ』は「ビッグコミックスピリッツ」にて連載中、高校の薙刀部を題材とした青春物語となっている。

「小学館漫画賞」は1955年に設立。部門などの増設を経て、現在は4部門がラインナップされている。第60回目の審査員は、あらいきよこさん、尾瀬あきらさん、角田光代さん、かわぐちかいじさん、弘兼憲史さん、ブルボン小林さん、細野不二彦さんの7名が務めた。
受賞者には正賞として彫刻家・中野滋さんが手がけたブロンズ像「みのり」、副賞として100万円が授与される。
[高橋克則]

小学館漫画賞
http://comics.shogakukan.co.jp/mangasho/index.html

第60回受賞作品

■ 児童向け部門
『妖怪ウォッチ』 小西紀行

■ 少年向け部門
『BE BLUES!~青になれ~』 田中モトユキ

■ 少女向け部門
『女王の花』 和泉かねよし

■ 一般向け部門
『あさひなぐ』 こざき亜衣
『アオイホノオ』 島本和彦
《高橋克則》
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