2015年1月9日より、いよいよ待望の『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が全国公開となった。本作は2012年にテレビシリーズでスタート、その後2014年秋の第2期シリーズを重ねての完全新作映画である。これまでその映像がほとんど伏せられてきた本作の新PVが、公開日と同時に登場した。長さは2分間、劇場版の見どころが存分に盛り込まれている。まず注目したいのはテレビシリーズ第1期の最後で姿を消し、テレビシリーズ2期では登場しなかった狡噛慎也だろう。PVでは彼の活躍する姿がたっぷりと盛り込まれている。アクションシーンや朱との意味ありげな会話シーンや、敵に捕らわれている姿なども、映画の期待を高めるのに十分だ。本作の舞台になるシャンバラフロートの姿も見ることが出来る。シャンバラフロートは、長期の内戦状態下にあったSEAUn(東南アジア連合/シーアン)の首都である。当地で繰り広げられる激しいバトルなども次々に描かれている。「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズは、近未来を舞台にした警察ドラマ。そこでは人々の精神が数値化され、数値を超えた人間は潜在犯としてと取締られる。総監督に「踊る大捜査線」シリーズを生み出した本広克行、『仮面ライダー鎧武/ガイム』や『楽園追放』の虚淵玄(ニトロプラス)を起用したのも話題だ。劇場版は、常守朱が厚生省公安局刑事課に配属されて約4年が過ぎた時期から始まる。その頃日本は理想的な社会を実現するシビュラシステムとドローンの輸出を開始していた。その輸出先となったのは長期内線状態下にあったSEAUnの首都シャンバラフロート。システムは平和を実現したかのように見えた。ところが同国から武装した密入国者が日本に侵入する。そのテロリストたちの侵入を手引きしているらしき人物として、元公安局刑事課一係の執行官が浮上する。朱は真実を確かめるべく、単身シャンバラフロートへ捜査に向かった。『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』 1月9日(金)全国公開 R-15指定配給:東宝映像事業部 /http://psycho-pass.com/『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』(C)サイコパス製作委員会