11月29日から第6章の公開が始まっている『THE NEXT GENERATION パトレイバー』、その長編劇場版のタイトルが『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』に決定した。さらにこれまでGWとしていた公開日も、2015年5月1日と発表された。 2014年4月5日から順次イベント上映されている実写版『パトレイバー』も2015年1月10日上映スタートの第7章で一区切りとなる。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は、その後を引き継ぐ満を持しての長編映画だ。
映画の監督は『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の総監督であった押井守自身が就く。脚本も押井守が手がけ、ファンにうれしい押井守の長編映画だ。 音楽は引き続き川井憲次が担当、VFX制作はオムニバス・ジャパン、ファンにはうれしい布陣だ。
物語は都民1000万人を人質にとり、首都・東京を襲撃するテロリスト集団擁する武装ヘリ「グレイゴースト」との戦いを描く。「グレイゴースト」は以前押井監督のパイロットフィルム『PATLABOR LIVE ACTION MOVIE』で登場している。劇場版の特報も公開され、光学迷彩で消えていく「グレイゴースト」や激しい銃撃戦の様子も見える。 今回の映像は4Kカメラでの撮影というのも目玉だ。映像も期待できそうだ。さらに日本映画初のドルビーアトモスによるサラウンド音響を起用した作品とあって、迫力をより体感できるだろう。
第7章のエピソード12話が『機動警察パトレイバー 2 the Movie』の後日譚ということもあり、この劇場版が一体いつの話となるのか、まだ詳細は明かされていないが続報に期待したい。