2014年に日本中を席巻したふたつのアニメーション作品が、音楽業界の最高峰レコード大賞でも大きな注目を浴びた。11月20日に第56回レコード大賞が発表されたが、このなかで特別音楽賞にディズニー・アニメーション・スタジオの長編映画『アナと雪の女王』が、特別賞にはゲームやトイ、アニメで大人気の『妖怪ウォッチ』が受賞に輝いた。日本レコード大賞は、社団法人日本作曲家協会、日本レコード大賞制定委員会が主催する。その年度を代表する楽曲を顕彰するものだ。特別賞は世の中を賑わせ、注目された人、作品に贈られる。特別音楽賞を受賞した『アナと雪の女王』は、ミュージカルアニメーションとして世界的に大ヒットした。その主題歌「レット・イット・ゴー 」は、子供から大人まで「ありのままの 姿見せるのよ」と口ずさむほどとなった。作品内の歌を知って映画を見に行った人も多いのではないだろうか。7月に発売された映像ソフトは累計200万枚を超え、サントラはアニメ映画のサントラで歴代1位を記録、カラオケのランキング上位に入り、人気の高さを示した。その人気からこの冬はいろいろなイベントも企画されている。また特別賞を受賞した『妖怪ウォッチ』はその人気から社会現象となり、主題歌である「ようかい体操」や「ゲラゲラポーのうた」は多くの子供たちにお馴染みだ。その人気は大人も巻き込みニュースでも頻繁に見かけるようになった。「ゲラゲラポーのうた」を歌うキング・クリームソーダはミュージックステーションに登場し、音楽も大きく話題になっている。さらに7月に発売された『妖怪ウォッチ2』は累計300万本を突破し、新作である『妖怪ウォッチ2 真打』は12月13日(土)に発売が迫っている。今回の「特別賞」受賞も納得だ。レコード大賞でアニメに関連する作品が賞を取ったのは、2012年の「THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL 01」(日本コロムビア)以来となる。アニメ作品で最初に賞を取ったのは第8回のレコード大賞に遡る。当時石川進さんの「オバケのQ太郎」が童謡賞を受賞した。時代は変わっているが、オバケから妖怪、とアニメのあり方は変わらないのかもしれない。第56回レコード大賞の模様は12月30日にTBS系で全国にテレビ放送される。
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