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いよいよ終盤に差し掛かった6番目。絵本の読み聞かせナレーションの流れる中、小さな王冠を戴き、ホワイトドールのようなロリータ調のドレスを纏って現れたのは5人組アイドルグループの「Doll☆Elements」。くるくると目まぐるしく展開の変わるカラフルな楽曲「君のハートに解き放つ!」から、“「変身」する「人形」アイドル”というコンセプトそのままに、紺色のドレスへ衣装チェンジし、「君のネガイ叶えたい!」を熱唱、会場もファンの熱いコールで満たされていった。
MCでは、「英語で自己紹介します!」と宣言しつつ、「ハーイ、アイム、ナツミゴンダ」「ハーイ、アイム、ハルカコイズミ」とそれぞれが名乗るだけのシンプルなものに。ファンは心の中で「それ英語じゃないよっ!」と楽しく突っ込んだに違いない。最後に琴や縦笛の音色が印象的な新曲「君に桜ヒラリと舞う」が披露された。
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間髪入れずに颯爽と登場したのは「THE ポッシボー」だ。思い思いのカジュアルな格好に身を包むメンバーたちだが、長い時間を一緒に過ごしてきた経験からか、不思議と統一感を感じさせる。
アゲアゲのEDM曲「Do Me! Do!」で幕を開け、強烈なフレーズがリフレインする「なんじゃこりゃ?!」では、突然音楽が止まる中、アカペラで熱唱する場面も。
しかし、岡田ロビン翔子さんが「音響トラブルでは、ありまっせーん!」と宣言すると音楽は再開、「みんなで踊ると楽しいですよ~!」と煽ると一気に会場を巻き込み、圧巻のステージングを見せた。激しいパンクサウンドのポジティブソング「さぁ来い!ハピネス!」の後、最後のMCでは岡田さんが英語で「海外の人にも知ってもらいたいです。ブログやツイッター、Facebook、YouTubeも見てね」と語り、拍手に包まれてステージを去った。