「ホドロフスキーのDUNE」公開スタート 氷川竜介が語る記念トークも開催 | アニメ!アニメ!

「ホドロフスキーのDUNE」公開スタート 氷川竜介が語る記念トークも開催

6月14日より『ホドロフスキーのDUNE』の全国順次ロードショーがスタートした。『ホドロフスキーのDUNE』は、世界でも有名な完成しなかった大作を様々な面から追ったドキュメンタリーである。

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6月14日より映画『ホドロフスキーのDUNE』の全国順次ロードショーがスタートした。米国のSF作家フランク・ハーバートが作りだした小説『デューン』の映画化は、デイヴィッド・リンチ監督による1984年の大作『デューン/砂の惑星』がよく知られている。
その一方で、実現しなかったもうひとつの『デューン』が存在する。それがアレハンドロ・ホドロフスキーによる『DUNE』だ。『ホドロフスキーのDUNE』は、世界でも有名な完成しなかった大作を様々な面から追ったドキュメンタリーである。

映画では、メビウスやH.R.ギーガー、ダン・オバノン、サルバドール・ダリ、ミック・ジャガー、ピンク・フロイドら世界各国の才能が集まりながら、撮影を前にして頓挫した『DUNE』の製作過程を克明に描く。また、メビウスやH.R.ギーガーによる膨大なデザイン画や絵コンテなどの資料、さらに関係者のインタビューなどから構成される。
ドキュメンタリーとしての質は勿論、映画製作の裏事情を知るといった視点でも興味深いに違いない。

映画公開に合わせて、本作についてのトークショーが6月18日に渋谷のアップリンクで開催される。アニメ特撮研究家の氷川竜介さんが出演し、集団作業で制作される映画やアニメーションのイメージがどうやって生まれるのかなどを語る。
氷川竜介さんは、本作について「『ホドロフスキーのDUNE』はクリエイションに興味のある方必見、衝撃のフィルムです。とにかく圧倒されます。メビウス、ギーガー、オバノン、フォスから始まる「戦士」発見の旅。すでに「完成している」としか思えないデザインやコンテの数々。そしてなによりも「あっ!」と思いあたるフシの多すぎる映画なのです。」とも語っている。当日のトークはどう展開するか楽しみとなる。

トークは6月18日、渋谷アップリンクにて。19時から『ホドロフスキーのDUNE』を鑑賞した後に、20時半からトークがスタートする。
当日は水曜サービスデーのため、料金は一律1100円となっている。映画と併せて、映像界の歴史に埋まった『ホドロフスキーのDUNE』を知るチャンスだ。

『ホドロフスキーのDUNE』公開記念イベント
/http://www.uplink.co.jp/event/2014/28529
日時: 2014年6月18日(水) 19:00上映スタート / 20:30トークスタート
トークゲスト: 氷川竜介(アニメ特撮研究家、明治大学大学院 客員教授)
会場: 渋谷アップリンク(渋谷区宇田川町37-18)
料金: 水曜サービスデーにつき一律1100 円(アップリンク会員 1000円)

詳細・予約について
http://www.uplink.co.jp/event/2014/28529
《animeanime》
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