ホドロスフキー版「DUNE」ドキュメントなど 新宿でファンタスティック映画祭カリコレ2014開催 | アニメ!アニメ!

ホドロスフキー版「DUNE」ドキュメントなど 新宿でファンタスティック映画祭カリコレ2014開催

ファンタスティックな熱狂空間を映画で体感する「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2014」が、5月17日から6月13日まで新宿シネマカリテにて開催される。

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東京・新宿の新宿シネマカリテで、ファンタスティック映画を集めた特集イベント「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2014」が、5月17日から6月13日まで開催される。
新作、旧作、未公開作など、国内外のファンタジー、SF、ホラー、サスペンス映画を集める。ファンタスティックな熱狂空間を映画で体感することを目指す。国内でも映画祭形式の企画上映は多いが、この分野の特集は必ずしも多くない。カルト映画好きには見逃せないものだろう。

そうしたなかでカリコレ2014のオープニング作品ほか、上映作品が続々決定している。このほど第1弾が発表された。
とりわけ見逃せないのが、オープニングを飾るのは『ホドロスキーのDUNE』だろう。米国の作家フランク・ハーバートのSFを原作とした映画はデヴィッド・リンチ監督の『デューン/砂の惑星』がよく知られている。一方で、ホドロフスキー版『DUNE』はその壮大構想ゆえに挫折した。
この映画史上最も有名な”実現しなかった映画”をホドロフスキー本人を含む関係者のインタビューや当時の貴重な資料で綴るドキュメンタリーが、『ホドロスキーのDUNE』だ。このファン感涙の作品が先行上映される。

このほかアメリカで活躍するサキノジュンヤ監督が濱田岳を主演に全編英語で贈る『サケボム』をはじめ多数の映画をラインアップする。「大井武蔵野館メモリアル」と銘打った特集は、名画座最後の砦と言われた大井武蔵野館を想起させる作品群だ。日本カルトムービーの最高峰『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』と『宇宙からのメッセージ』を35mmフィルムで特別上映など、こちらもマニア心をくすぐる。
『メガ・シャークvsメカ・シャーク』の名前も目に留まるに違いない。ザ・アサイラム社制作の一連の作品は、巨大生物パニックシリーズとして日本でもコアなファンがついている。先日もテレビ東京の「午後のロードショー」にて『メガ・パイソンvsギガント・ゲイター』が放送され、話題になったばかりだ。

上映作品は、今後さらにクロージング作品ほかを多数準備中とのこと。今後発表予定だ。新宿の初夏を彩るシネマパーティを目指すカリコレ2014に注目だ。

カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2014
/http://qualite.musashino-k.jp/quali-colle/
開催期間: 5月17日(土)~6月13日(金)
開催場所: 新宿シネマカリテ

[上映作品] (発表分)
『ホドロスキーのDUNE』/『サケボム』/『ターニング・タイド 希望の海』
『ザ・ベイ』/『メトロ42』/『ガーディアン』/『ブーメランファミリー』
『ラグナロク オーディン神話伝説』/『ヒトラー最終兵器』
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』/『宇宙からのメッセージ』
『ヘンゼル&グレーテル』/『今日、キミに会えたら』
『アダルトボーイズ 遊遊白書』
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