■ 協会設立はまさに今がJUSTタイミング!海外からの直接の問い合わせも続々ときています。理事にはそれぞれの業界を牽引する面々がずらりと並ぶ。アニメ・コミック業界、エンターテインメント業界の両方がいないと成り立たないと思ったという。最初にこの協会のことを相談したひとりは、理事でもあるホリプロの堀義貴社長だった。「堀さんご自身、漫画のジャンルに造詣が深い方だとは知っていました。ホリプロさんはすでに『デスノート』を一流のクリエイターで舞台化し(※1)、来年、日韓で上演することを発表されています。同じ目的を持っていらっしゃる、と感じましたね。他の理事の顔ぶれを見ていただければおわかりの通り、今後の“2.5次元ミュージカル”を一緒に担っていただける方々ばかりです。また、協会としては、これからの演劇・エンターテインメント業界を背負って立つ若いクリエイター・演出家やプロデューサーにも参加してもらいたい。協会を設立してから風向きが変わりましたし、そう思う人たちに集まっていただけた。協会を作ってよかったと思っています。でもこれはスタート地点、協会を設立したからには、もう頑張るしかないですよね。」かつてはアニメやマンガの舞台化は好奇の目で見られていたが、現在はファンも多く公演本数は右肩上がりとなっている。昨年からゲームの舞台化も多くなり、新しい演出にチャレンジしている作品も増えている。それは2003年のミュージカル『テニスの王子様』の成功が大きく影響している。「本当に『テニス~』の成功は大きいと思います。“テニミュ”という言葉も浸透してきて、市場としてもこの数年で著しく成長した感じですね。そう考えると本当に協会設立のタイミングとして、今だったんですね。国内での市場参入もそうですが、協会を創ることによって、海外からの具体的な問い合わせも実際に増えてきていますし、今後を考えると非常に面白いことになりそうだなとひしひしと感じています。楽しみですね」昨年は久しぶりにミュージカル『美少女戦士セーラームーン』の上演があったが、海外からいらした観客がかなり多かったそうである。「凄かったですよ、ロビーにスーツケースがずらっと並んで、直接劇場に来ているんですよ(笑)何人かのお客様に声をかけて聞いてみたんですけど、スウェーデンの方が“これだけのために来ました”って。スゴイ吸引力ですよね。“ここにホンモノがある!”って観に来るんですよ」日本人観光客がニューヨークに行き、“本場のブロードウェイミュージカルを観る”というのはよくあること。その“逆”という訳である。本場の2.5次元ミュージカルを観るならTOKYOへ!ということである。「全体のお客さんのざっと2~3割は海外からのお客様がいたかな?アジア系のお客様は見た目ではわかりづらいから、もう少しいたのではないかと思います。あと、海外の方ほどコスプレしてきますね」また、思わぬところからの反響もあったそう。「異業種の方、直接的にはこの業界ではない方とお話する機会があったりするんですが“こんなこと、始めました”って2.5次元ミュージカル協会のことをお話しすると“是非、参加したい”って言われたりして。“だったら、こういう部分でご一緒できるかもしれませんね”と。“じゃあ、やりましょう”みたいに想定外の発展があったりして。こうしたうれしい出会いって協会を設立したからこそ生まれることで、つながりだと感じています。いろんな人と話すたびごとに新しい発見があります。“そんなこと、考えていたんですか~”みたいなね(笑)」
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