「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」展、仙台で始まる 開かずのロッカー発掘資料も
東京からスタートし、広島、大阪、山梨と巡回してきた特別展「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」が、5月31日より宮城県美術館にて開催になる。手塚治虫と石ノ森章太郎の“蔵出しラフ画”が初めてお目見えするので見逃せない。
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世界的な文化として成長したマンガの地位が確立したのは、マンガの可能性を大きく広げた“マンガの神様”手塚治虫と、それに呼応しマンガを育て上げていった“マンガの王様”石ノ森章太郎の存在が欠かせない。
本展では、そうした2人の歩みや作品に込められたメッセージを『鉄腕アトム』、『ブラック・ジャック』、『サイボーグ009』、『仮面ライダー』といった代表作の原画や様々な映像などで振り返る。それだけでなく2人のマンガから大きな影響を受けて育った、各界で活躍する著名人が手がけたオマージュ作品も紹介している。このほかトキワ荘の再現展示やオリジナルコラボレート商品など、さまざまなアプローチを垣間見ることが可能な展示になっている。
さらに宮城県美術館での開催では、手塚治虫と石ノ森章太郎の“蔵出しラフ画”が初めてお目見えするので見逃せない。アニメ『ふしぎなメルモ』の未使用設定画、石ノ森章太郎がトキワ荘時代に書き溜めた“落書き”の数々と資料価値も高い。アニメ『ふしぎなメルモ』の未使用設定画は、約25年間開かずの状態となっていた手塚治虫のロッカーから発掘された資料、トキワ荘時代に書き溜めた“落書き”は、若き頃の石ノ森章太郎がアイデアを描き綴った「落書ノート」3冊である。
観覧料は一般1200円、学生1000円、小・中・高校生600円、開催期間は7月27日までである。
[真狩祐志]
宮城県美術館
/http://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/