フランスの傑作バンドデシネ(フレンチコミックス)『ブルーは熱い色』を原作にした映画がこの春、映画館に登場している。カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールに輝いた映画『アデル、ブルーは熱い色』が、2014年4月5日に新宿バルト9、Bunkamura ル・シネマほかにて全国公開となった。『アデル、ブルーは熱い色』は青い髪の画家エマと一途な愛を貫く情熱的なアデル、女性同士に激しい愛という衝撃的なテーマも話題を呼ぶ。アーティスティックな原作のキャラクターをアデル・エグザルコプロスとレア・セドゥが演じ切った。二人が演じた大胆なラブシーンは、絵画のように肉感的で美しいと多くの支持を集める。その結果、『アデル、ブルーは熱い色』は、2013年のカンヌ国際映画祭にて満場一致で最高賞のパルムドールに選ばれた。審査委員長のスティーブン・スピルバーグは、アブデラティフ・ケシシュ監督だけでなく、主演女優のアデル・エグザルコプロスとレア・セドゥの二人にもパルムドールを贈っている。これは70年以上の歴史を持つカンヌ国際映画祭でも史上初の出来事である。作品への評価は、日本でも続々と寄せられている。『strawberry shortcakes』などの代表作を持つマンガ家・魚喃キリコさんは「ヤベぇ、すっげー染みる、痛いほどに、自分のことのように。」と熱い想いを打ち明ける。また日本を代表する詩人・谷川俊太郎さんも「愛に乗っ取られた体と心と魂の切なさ」とコメントしている。上映時間約3時間。『アデル、ブルーは熱い色』に期待したい。[高橋克則]『アデル、ブルーは熱い色』/http://adele-blue.com/新宿バルト9、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開中監督・脚本: アブデラティフ・ケシシュ 原作: ジュリー・マロ出演: レア・セドゥ、アデル・エグザルコプロス、サリム・ケシュシュほか原題: LA VIE D’ ADELE CHAPITRES 1 ET 2 /2013/フランス/フランス語/179分/日本語字幕:松岡葉子配給: コムストック・グループ/宣伝: セテラ・インターナショナル/宣伝協力: テレザ+プリマ・ステラ
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