特撮怪獣映画『ゴジラ』が、2014年に生誕60周年を迎えた。また、2014年は7月25日に本作のハリウッド版となる映画『GODZILLA』の公開もある。さらに第1作のデジタルリマスター化など様々な企画が予定されている。ゴジライヤーとして盛り上がりそうな気配だ。 今回は新たに、怪獣絵師として名高いイラストレーター・開田裕治さんの原画展「ART of ゴジラ」開催が決定した。3月21日から5月6日まで、東京銀座のチーパズギャラリーにて行われる。
「ART of ゴジラ」では、『ゴジラ』の原画が展示される。LaQ(多面体ブロック)アーティスト・浅川直樹さん作製の東宝歴代怪獣もお披露目される。さらに巨大ジオラマや関連商品の展示販売などが展開される。 なかでも『ゴジラvsビオランテ』などを手がけた川北紘一特撮監督監修による、全長1mのジオラマ用ゴジラが展示販売されるのは注目されそうだ。浅川直樹さん作製の東宝歴代怪獣も、6月に「ゴジラLaQ」として商品化を予定している。 開催中には、開田裕治さんのサイン会も実施。そのほか、ギャラリー併設のチーパズカフェで「オリジナルゴジラメニュー」が提供されるなど、バラエティ豊かな催しとなっている。
開田裕治さんは人気特撮作品の原画やビジュアルアートで、数多くの怪獣たちを描いてきた人気イラストレーターである。今回の「ART of ゴジラ」は東京初開催なだけに大きな話題を呼ぶだろう。 またキャラクタービジネスを展開するウララキューブが企画した初めての催しでもある。同社は今後も、ショッピングモールやイベント会場・ブックショップと取り組んで、ギャラリー運営を行っていく方針だという。 [高橋克則]