AnimeJapan 2014に制作工程展示、クリエイター体験、企業紹介も満載
AnimeJapan 2014は、大型イベントとして注目されている。作品紹介やステージのほかにも色々なコーナーが用意されている。AnimeWorksもそのひとつだ。
ニュース
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しかし、AnimeJapan 2014では、アニメ業界全体に目を配った様々なコーナーにも注目したい。それはアニメのビジネスや教育等、幅広い。会場内で実施されるAnimeWorksもそのひとつだ。
AnimeWorksは、Production Works Street、クリエイター体験講座、アニメの仕事相談窓口の3つで構成されている。目的は、アニメの仕事を目指す人たちのための支援である。
職種が多様で、就業のための入り口も判りにくいアニメ業界の仕事を紹介することで、業界の人材活性を目指す。アニメ業界での就職を目指す人の橋渡しするとして、アニメ制作工程の展示や企業の紹介をする。
Production Works Streetでは「アニメ制作のすべてがここにある。~ヒット作で見るアニメの仕事~」と題したアニメ制作過程をパネルなどで紹介する。
『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』や、『鋼の錬金術師』、『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『機動戦士ガンダムUC』といった人気作品を例に取るので分かりやすいだろう。制作工程の展示は、実際の制作の順を追ったものだ。企画-脚本-キャラクターデザイン-コンテ・演出・原画-仕上げ-背景-撮影-アフレコ-ダビング・編集-パッケージ-商品化までである。
クリエイター体験講座では監督、キャラクターデザイン、脚本、企画の各テーマでワークショップを実施する。参加者は著名なクリエイターから直接アドバイスを受けられる。
『∀ガンダム』や「コードギアス 反逆のルルーシュ」シリーズ脚本家・大河内一楼さん、「放浪息子」「Fate/Zero」監督・あおきえいさん、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のアニメーター・田中将賀さん、『キルラキル』の原作・脚本の中島かずきさん、ジェンコの大澤信博さんの講師が決まっている。
演出、脚本、作画まで幅広いが、『ソードアート・オンライン』のチーフ・プロデューサー大澤信博さんが企画を語るプロデューサー講座は珍しいだろう。いずれも事前応募が必要で、課題が課せられているのが特徴だ。本格的な内容が期待出来そうだ。
そしてアニメの仕事相談窓口では、アニメ業界で働きたい人のための相談コーナーである。アニメメーカーやアニメプロダクションの現役若手担当者がここで個別の相談に答える。
アニメ業界で働きたいけれど、実際の仕事は?不安があるという人にお薦めだ。会社ごとに設けられているので、憧れの会社を知りたいという人に便利だ。
AnimeJapan
/http://www.anime-japan.jp/
[3月22日]
「『プラネテス』と『コードギアス』の脚本を書いてみよう!~まずはBパートだけだけどね~」
ジャンル:脚本 登壇者: 大河内一楼
「『アルドノア・ゼロ』『Fate/Zero』で学ぶ演出講座」
ジャンル:監督 登壇者: あおきえい
「『あの花』を使ったアニメーター講座」
ジャンル:作画 登壇者:田中将賀
[3月23日]
「アニメの企画をしてみよう!~そんなにカンタンじゃないけどね~」
ジャンル:企画 登壇者:大澤信博
「原作・脚本 中島かずき講演『キルラキル』を織り上げるまで。」
ジャンル:脚本 登壇者:中島かずき
アニメの仕事相談窓口
[3月22日]
■ プロダクション
東映アニメーション/プロダクション・アイジー/手塚プロダクション/日本アニメーション/トムス・エンタテインメント
■ メーカー
キングレコード/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン/KADOKAWA・メディアファクトリーBC/マーベラスAQL/アニメイト
[3月23日]
■ プロダクション
サテライト/小学館集英社プロダクション/サンライズ/ぴえろ/日本動画協会
■ メーカー
ポニーキャニオン/アニプレックス/フロンティアワークス/バンダイビジュアル/KADOKAWA・角川書店BC