海外市場も大きく意識しているようだ。コミックウォーカーの連載作品は、日本語だけでなく、英語、中国語でも利用できる。日本の最新の作品を時差なく、自国語で読みたいというニーズに応える。当初は英語、中国語対応は40作品で開始するが、順次拡大を予定している。正規のコンテンツを提供しつつ、日本マンガのファンを拡大することになる。 同時に、既存のマンガのフルカラー化の試みも、カラー作品が好まれる海外で人気を呼びそうだ。カラー化作品には、安彦良和さんの『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』や貞本義行さんの『新世紀エヴァンゲリオン』が第1弾となる。こうした作品が海外に発信されれば人気が出るに違いない。