「旅するぬいぐるみ」iTunesでアジア17ヶ国配信 コミックス・ウェーブが映画カテゴリー初に挑戦
キュートなぬいぐるみがー持ち主を求めて旅をする、そんな短編アニメーション『旅するぬいぐるみ ~traveling “Daru”~』が、アジア17ヶ国・地域に向けてiTunesにて配信を11月27日に開始した
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『旅するぬいぐるみ ~traveling “Daru”~』は、もともと羽田空港国際線ターミナル内にある世界初の空港プラネタリウム「スターリーカフェ」のために誕生、現在も上映中だ。空港、旅、そして海外と、世界に向かってつながっているのが特徴だ。
そのアニメを制作したのは、『秒速5センチメールト』や『言の葉の庭』などの製作でお馴染みのコミックス・ウェーブ・フィルムである。コミックス・ウェーブ・フィルムらしい、誰でも楽しめるエンタテイメントに仕上がっている。
監督にショートアニメ『戦勇。』のキャラクターデザインや総作画監督でも活躍する田澤潮さん、美術監督に『雲のむこう、約束の場所』や『星を追う子ども』などの馬島亮子さんらが参加する。新海誠監督作品にも携わった経験があるスタッフが集結して生み出された短編である。
作品の評価は高い。第15回イタリア・フューチャーフィルムフェスティバル短編部門にてFirst Audience Awardを受賞など、海外でも上映されている。
昨年はDVDも発売され、ドームシアターならではの全天周における上映の仕組みが分かる特典映像も収録されていた。また全日空の国際線機内でも上映されている。
今回はこれにiTunesが加わる。配信が開始され地域は日本、ブルネイ、カンボジア、フィジー、インドネシア、香港、ラオス、マカオ、マレーシア、ミクロネシア、モンゴル、フィリピン、シンガポール、スリランカ、台湾、タイ、ベトナムだ。
作品は海外のユーザーも考慮して、言葉の壁を感じさせないノーダイアローグ(セリフ無し)となっている。将来的には全世界配信も目指す。ダウンロード(EST)販売価格は約2ドル(約200円)と、リーズナブルな価格設定となっている。
[真狩祐志]
『旅するぬいぐるみ ~traveling “Daru”~』
/http://www.tabinui.com/