「高畑勲、『かぐや姫の物語』をつくる。」 ドキュメンタリー番組WOWOWにて12月放送
11月23日に全国ロードショーを控えるアニメ映画『かぐや姫の物語』の制作に密着したドキュメンタリー番組「高畑勲、『かぐや姫の物語』をつくる。ジブリ第7スタジオ、933日の伝説」がWOWOWで放送されることが決定した。
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今年のスタジオジブリは、宮崎駿監督の『風立ちぬ』公開が話題を呼んでいる。宮崎駿監督は『崖の上のポニョ』から5年ということでも注目された。
さらに高畑勲監督の『かぐや姫の物語』は、『ホーホケキョ となりの山田くん』から実に14年になる。すでに公開されている予告編が話題を呼んでおり、これまでにない映像が期待されている。
スタジオジブリのテレビ番組の密着取材は、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」が知られている。NHKによる宮崎駿監督の『風立ちぬ』に対する取材の一方で、今回はWOWOWが高畑勲監督の『かぐや姫の物語』に対する取材を続けていたことになる。
約2年半に及ぶ取材で制作現場に密着したなかから、WOWOWは制作過程と演出の現場を前後編で明らかにする。その制作過程に注目だ。
「高畑勲、『かぐや姫の物語』をつくる。ジブリ第7スタジオ、933日の伝説」の取材は、2011年5月5日、東日本大震災から間もない頃から始まったという。
番組では、『かぐや姫の物語』を制作したジブリ第7スタジオは、スタジオジブリ本体から少し離れて場所に新たに設けられたことが取り上げられる。さらに困難のなかでの制作の遅れ、公開延期の決定さなど、映画制作の舞台裏も語られそうだ。
長編からの引退を発表した宮崎駿監督の一方で、なおも表現の新たな地平を拓こうとしている。宮崎駿監督とは東映動画時代からの盟友である高畑勲監督。その渾身作に迫る933日間だ。
[真狩祐志]
高畑勲、「かぐや姫の物語」をつくる。
ジブリ第7スタジオ、933日の伝説【前編・後編】
/http://www.wowow.co.jp/pg_info/release/002757/