アニメーションで監督を務めたさんはイグナシオ・フェレーラス、短編の『死神と老婆(How to Cope with Death)』が映画祭やネットで話題となり一躍有名となった。日本でも実写作品などとのオムニバス作品集『東京オンリーピック』に『早打ち携帯 1000文字級』で参加するなどしている。 今回、三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーでの配給となったのは、イグナシオ・フェレーラスさんがファンである高畑勲監督を訪れたことが縁だともいう。三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーは、世界の優れたアニメーションの日本での紹介に積極的に取り組んできた。『しわ』もそうした珠玉のラインナップに加わることになりそうだ。 [真狩祐志]