押井守、藤原カムイ、伊藤和典 デジタル時代の新しい表現に挑戦「コミックアニメーション」 | アニメ!アニメ!

押井守、藤原カムイ、伊藤和典 デジタル時代の新しい表現に挑戦「コミックアニメーション」

日本を代表する監督、マンガ家、脚本家が、デシタル時代の新しい表現に乗り出す。マンガとアニメのクリエイティブのエッセンスを電子出版で提供する「コミックアニメーション」がスタートした。

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©2013 八八粍・デイズ/コミックアニメーション
  • ©2013 八八粍・デイズ/コミックアニメーション
  • ©2013 DEIZ+STUDIO2B/COMIC ANIMATION
日本を代表するエンタテインメントの監督、マンガ家、脚本家が、デシタル時代の新しい表現に乗り出す。株式会社コミックアニメーションは、マンガとアニメのクリエイティブのエッセンスを電子出版で提供する「コミックアニメーション」をスタートした。
「コミックアニメーション」が目指すのは、アニメやマンガのトップクリエイターがデジタル提供を前提に企画・制作をしたコンテンツの開発である。さらにその作品を、インターネットを通じて世界に送り出す。

作品は、1月20日よりすでに2作品のサービス提供を行っている。押井守監督による『ちまみれマイ・らぶ』、藤原カムイさんによる『銀色のうさぎ』である。
いずれもiPhone/iPadアプリを通じて購入し、全12話を予定している。そして豪華制作スタッフも、大きな注目だ。
『ちまみれマイ・らぶ』は、献血マニアの高校生が主人公。そして、そこに現れたホンモノの吸血鬼“マイ”がドタバタを巻き起こす。押井守監督が『うる星やつら』以来取り組むドタバタコメディとしている。原作・監督の押井守監督のほか、脚本:山邑圭さん、キャラクターデザイン:左さんが参加する。デイレクターの水野さん、そしてロマのフ比嘉の歌が異色だ。

『銀色のうさぎ』は久保淳さんの原案を、マンガファンの間でカリスマ的な人気を誇る藤原カムイさんが作画とする。さらに平成ガメラシリーズや『機動警察パトレイバー』などの伊藤和典さんが脚本と、こちらも豪華だ。
妖怪の世界に迷い込んでしまい超遠視能力をもつ一つ目に変身した少年が、「銀のうさぎ」を助けるべく冒険に繰り出す。それは、妖怪の世界に隠された謎に迫ることになる。

いずれの作品もアプリのための描き下ろし作品で、新たな表現への挑戦を感じさせる。さらに今回見落とせないのは、日本語版、英語版の同時リリースとなっている点だ。海外でも人気の高いクリエイターの起用もあり、日本だけでなく世界市場も狙う。

コミックアニメーション
/http://www.comicanimation.jp/
《animeanime》
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