2013年から台湾・台北市で新たなアニメーションとマンガの大型イベントが始まる。2月14日から18日までの5日間、台北世界貿易センターにて第1回台北国際動漫節(Taipei International Comics & Animation Festival)が開催される。このイベントは台湾を代表するマンガイベントとしてお馴染みの漫画博覧会の主催者である中国動漫出版同業協進会が主催する。中国動漫出版同業協進会は、台湾のマンガ出版社団体だ。漫画博覧会はマンガ(出版)が中心となっていたが、国際と銘打ってアニメーションも大きく取り入れる様だ。1月1日からは、一人100台湾元(約300円)のイベントチケットも発売開始となっている。開催プログラムも一部明らかにされている。台湾での日本のアニメ、マンガ人気を反映して、日本作品の取り扱いも大きい。ステージイベントでは『ファイ・ブレイン 神のパズル』、『牙狼』、『HUNTER×HUNTER』、『NARUTO-ナルト-』などがラインナップされている。浪川大輔さん、岡本信彦さん、福原香織さん、藤東知夏さん、潘めぐみさん、伊瀬茉莉也さん、浅沼晋太郎さんといった声優陣、さらには映画監督の雨宮慶太さんらがゲストに招かれている。マンガ家では水瀬藍さん、鷹丘モトナリさんの名が挙がる。他の国と異なる台湾らしい特徴は、ライトノベルのステージ、作家の多さだろう。『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』竜ノ湖太郎さん、『まおゆう魔王勇者』橙乃ままれさん、『変態王子と笑わない猫。』さがら総さん、『パパのいうことを聞きなさい!』松 智洋さん・なかじまゆかさん、『精霊使いの剣舞』志瑞祐さん・桜はんぺんさん、『オレと彼女の絶対領域』鷹山誠一さん、伍長さんの名前が並ぶ。その作品の幅広さは、台湾で日本のライトノベルが広く受け入れられていることが分かる。動漫節ではステージイベントのほかにトークイベントも予定されている。また、関連商品の販売も行われる。国際としているが、これが東京国際アニメフェアや、中国国際動漫節、韓国のSICAFFなどのような国際イベントを目指すのかはやや判り難い。一方で、台北世界貿易センターでは、同じ2月にマンガも広く取り扱う台北國際書展(ブックショウ)、台北ゲームショウも開催される。また、スケジュールは台湾では人出が多くなる旧正月の時期とも前後することから大きな賑わいが期待出来る。台北國際動漫節/http://www.ccpa.org.tw/tca/ 2013年2月14日~18日台北世界貿易センター
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