米国クランチロールがブラジル向けにアニメ配信スタート 英語・スペイン語に続く | アニメ!アニメ!

米国クランチロールがブラジル向けにアニメ配信スタート 英語・スペイン語に続く

日本アニメの海外配信を手がけるクランチロールは、2012年11月から新たにブラジル向けに日本アニメの同時期配信を開始した。英語配信と同様に30以上の最新タイトルを、ポルトガル語字幕で日本での放送直後からサービスする。

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日本アニメの海外配信を手がけるクランチロールは、2012年11月から新たにブラジル向けに日本アニメの同時期配信を開始した。英語配信と同様に30以上の最新タイトルを、ポルトガル語字幕で日本での放送直後からサービスする。
最新タイトルは多彩で、海外で人気の高い『NARUTO-ナルト- 疾風伝』、『BLEACH』や『HUNTER×HUNTER』、『ソードアート・オンラン』、『おしりかじり虫』など含まれる。ブラジルのアニメファンに最新のアニメ情報を届けるだけでなく、同国でのアニメファンの拡大にも大きな役割を果たしそうだ。

クランチロールは設立以来、英語による配信で事業を拡大してきた。しかし、この4月からラテンアメリカ向けにスペイン語字幕による配信を開始し、多言語化に乗り出している。
ブラジル向けはこれに続くもので、ポルトガル語は3つめの言語サービスとなる。ブラジルの人口およそ2億人、インド、中国と並ぶ成長国として、日本からも注目が高い。また、英語、スペイン語、ポルトガル語のサービスで、クランチロールは北中南米のほぼ全域をカバーしたことになる。
クランチロールはブラジル進出について、同国には150万人の日系人コミュニティが存在するなど日本との文化的なつながり強いこと挙げる。実際にサンパウロで毎年夏に開催されるメインストリーム・アニメ・コンベンションは12万人以上の来場者があるという。

多言語化以外にも、クランチロールのビジネスは拡大している。今年9月には有料視聴者が10万人を超えたが、その後も有料視聴者は増加傾向にある。
これは多言語化に加えて、視聴出来るデバイスの拡大が貢献しているようだ。10月にはPS3に向けたアニメ配信が実現したが、クランチロールの番組はPC向けのほかiPad・iPhone、アンドロイド端末、ウィンドウズフォン、Google TVなどがある。PC、スマートフォン、タブレット、インターネットテレビで視聴が可能になっている。

クランチロール /http://www.crunchyroll.com/
《animeanime》
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