毎年秋に開催されるアニメーションの国際見本市「東京国際アニメ祭2012秋」の開催概要が発表された。2010年、2011年は東京・秋葉原のUDXで実施されていたが、2012年は会場をお台場のホテル グランパシフィック LE DAIBAに変え、10月23日から25日までの3日間の期間となる。 マーケットの主催は経済産業省と一般社団法人日本動画協会である。海外からのバイヤーなどに向けて、国内アニメーション産業の国際展開を目指す。
会場の移転は2012年より毎年同時期に開催されていた映画・テレビ番組・コンテンツの国際見本市であるTIFFCOMが、六本木ヒルズ 森タワーより同じのホテル グランパシフィック LE DAIBAに会場を変えるのに合わせた。東京国際アニメ祭、TIFFCOMのほか、音楽見本市のTIMM、クリエイター見本市CMTも併催となり4つの見本市の同時開催となる。 世界各国からバイヤーが訪れる場で、日本の様々な領域のコンテンツをワンストップで一望出来る体制を築く。これによりコンテンツビジネス取引の拡大を実現する。昨年までは、領域に重複のあるTIFFCOMと東京国際アニメ祭が、同時期に六本木と秋葉原で開催される不便さも指摘されていた。特にアニメーションの関係者にとって利便性は大きく向上しそうだ。