超平和バスターズが帰って来る 「あの花」劇場映画化 2013年夏公開
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が2013年夏に新たなかたちでファンの前に姿を見せる。8月5日、東京・お台場で開催された「あの花夏祭~超平和バスターズのお楽しみ会~」にて、本作が劇場アニメ化され2013年夏に公開されることが発表された。
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劇場版は、作品を新たに登場人物の少女 めんま の視点で紡ぎだすという。テレビシリーズでは、めんまを巡って主人公じんたん達の感情や動きが描かれた。この新たな物語は、ファンから大きな関心を呼びそうだ。
劇場映画製作にあたっては、引き続きテレビシリーズの強力スタッフが参加する。監督は長井龍雪さん、脚本に岡田麿里さん、そしてキャラクターデザインの田中将賀さんだ。アニメ制作も再びA-1 Picturesが手がける。ファンには納得の布陣である。
5日のイベントには3200名ものファンが集まり、その前に入野自由さん、茅野愛衣さん、戸松遥さん、櫻井孝宏さん、早見沙織さん、近藤孝行さんら超平和バスターズの面々を演じた声優陣がゲストに並んだ。これはもちろん、映画でも引き続きボイスキャストを担当するという報告である。
『あの花』は、昔ある事件をきっかけにばらばらになった少年・少女が、死んだはずの少女めんまの出現により再び絆を取り戻す物語を描いた。その心を揺さぶるストーリーが、たちまち若者の心を捉えた。
作品は深夜枠にも関わらず瞬間最高視聴率は5.5%超え、Blu-ray Disc、DVDは累計出荷本数27万本を超える大ヒットとなった。
また、放送終了後も多くのファンから熱い支持を受け続けた。番組終了後に舞台設定のモデルでもある埼玉県秩父市にて行われたイベント「ANOHANA FES.」には5000人以上を動員、2012年4月からは集英社の「ジャンプスクエア」にてコミカライズ版『あの花』の連載を開始、8月30日にはPSP向けのゲームソフトも発売される。2013年夏の劇場公開に向かって、さらに大きく盛り上がることになる。
本作の映画化は、フジテレビ「ノイタミナ」にとってもエポックメーキングな出来事になる。数々のヒット作、話題作を創り出してきたフジテレビ「ノイタミナ」枠だが、劇場映画となった作品は意外に少ない。ノイタミナからの映画化は、2009年にテレビ放映をした神山健治監督『東のエデン』、この夏に劇場映画化された2008年放映の『図書館戦争』以来3タイトル目となる。
劇場版 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
2013年夏公開予定
/http://www.anohana.jp/
[スタッフ]
監督: 長井龍雪
脚本: 岡田麿里
キャラクターデザイン: 田中将賀
アニメーション制作: A-1 Pictures
[キャスト]
じんたん: 入野自由
めんま: 茅野愛衣
あなる: 戸松遥
ゆきあつ: 櫻井孝宏
つるこ: 早見沙織
ぽっぽ: 近藤孝行