庵野秀明監督も絶賛 円谷プロの特撮ドラマ「マイティジャック」がDVD-BOXに
「ウルトラ」シリーズで知られる円谷プロが、1968年に製作した特撮テレビシリーズ『マイティジャック』と、その続篇『戦え!マイティジャック』が2013年にDVD-BOXで発売される。
ニュース
-
高橋李依さんお誕生日記念! 一番好きなキャラは? 3位「リゼロ」エミリア、2位「からかい上手の高木さん」高木さん、1位は…<25年版>
-
「怪奇大作戦」9月21日にDVD-BOX発売決定 「マイティジャック」もラインナップ
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】
『マイティジャック』は、当時『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』で絶大な人気を獲得していた円谷プロが、大人向けの特撮SF番組という新たなジャンルを開拓すべく取り組んだ野心作である。国際基金によって結成された秘密組織「マイティジャック」(略称:MJ)が、地球の防衛・建設・救助の三つを目的に、万能戦艦マイティ号に乗り組んで、正体不明の悪の組織Qの魔手から人々を守るべく、日夜戦い続けるというストーリーだ。
主演には日活の大スターであった二谷英明さんを迎え、南廣さん、天野英世さん、二瓶正也さんら、特撮番組ではお馴染みの俳優陣も集結。制作費は、当時のテレビドラマ史上最高額と言われる1000万円超を投じ、劇場映画に匹敵するほどの規模で制作された。
1968年4月よりフジテレビ系で60分番組として、全13話を放送。その後、7月からは30分番組にリニューアル、『戦え! マイティジャック』と改題して、さらに全26話を放送している。
『マイティジャック』において、とりわけ評価が高いのは、マイティ号をはじめとする精巧なミニチュアやセットなど、スケール感にあふれた特撮技術の数々で、その後の特撮やアニメにも大きな影響を与えたメカニック描写は、「円谷プロの最高傑作」として、今なお熱い支持を受けている。
本作の熱烈なマニアとしてファンの間では有名なのが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の監督である庵野秀明さんである。現在、東京都現代美術館で好評開催中の「館長 庵野秀明 特撮博物館」では、数ある展示物の目玉として、全長3メートルにおよぶ万能戦艦マイティ号の撮影用モデルが、当時の技術をもとに復元されている。
六本木のニコファーレで行なわれた記者会見でも、マイティ号を会場に持ち込んで挨拶をしたほどだ。今回のDVD化で、さらに「マイティジャック」への注目は高まりそうである。
[多摩永遠]
DVD-BOX『マイティジャック』
発売日: 2013年1月21日 定価: 16,800 円(税込)
本編: 689分(予定)
封入特典: ブックレット(予定) 初回封入特典: あり(内容未定)
映像特典:ボーナスディスク(「K52 を奪回せよ」パイロット版、「S 線を追え」パイロット版、「メカグラフィティ」ほか収録)
DVD-BOX『戦え!マイティジャック』
発売日: 2013年5月21日 定価: 16,800 円(税込)
封入特典: ブックレット(予定) 初回封入特典:あり(内容未定)
映像特典: ボーナスディスク(内容未定)
発売元: 円谷プロダクション 販売元:東映・東映ビデオ
東映ビデオ http://www.toei-video.co.jp/