空のうえにジブリチャンネル JAL国際線で「紅の豚」やジブリ美術館「空想の空とぶ機械達」上映 | アニメ!アニメ!

空のうえにジブリチャンネル JAL国際線で「紅の豚」やジブリ美術館「空想の空とぶ機械達」上映

日本航空(JAL)はスタジオジブリと進める「空を飛ぶ。」プロジェクトの一環で、8月から国際線の機内プログラムとしてスタジオジブリ制作のアニメを上映する「シブリチャンネル」をスタートする。映画『紅の豚』や短編アニメ『空想の空とぶ機械達』などだ。

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日本航空(JAL)はスタジオジブリと進める「空を飛ぶ。」プロジェクトの一環で、8月から国際線の機内プログラムとしてスタジオジブリ制作のアニメを上映する「ジブリチャンネル」をスタートする。映画『紅の豚』や短編アニメ『空想の空とぶ機械達』などだ。
「空を飛ぶ。」プロジェクトは、2007年からJALとスタジオジブリとの共同で開始した。JALは1992年に『紅の豚』の共同製作に参加したことで知られる。『紅の豚』は、当時劇場公開に先駆けて機内上映されたことでも注目された。そうしたつながりが現在も続いている。

今年の「空を飛ぶ。」プロジェクトでは、このほか航空機「ボーイング787」の特別仕様として国内外の小学生から公募した作品で機体を彩る。就航は今秋以降を予定している。
プロジェクトのなかでも、今回の明らかになった機内上映は目を惹くだろう。『空想の空とぶ機械達』は、宮崎駿監督による2002年の短編作品。三鷹の森ジブリ美術館で2004年まで実施された企画展示「天空の城ラピュタと空想科学の機械達展」用に制作された。

ジブリ美術館用の短編といえば、いずれも地下1階の土星座で上映が行われている。『空想の空とぶ機械達』は企画展示用として、2階の展示室で上映されていた。今回の上映にあたりJALは幻の短編アニメとしている。
ジブリ美術館用の短編が館外で公開されることはほとんどない。当時、来館した人には懐かしく、また今回初めて観る人には貴重な体験になる。

機内上映は国際線のみだが、このほか国際線と国内線に共通するジブリ関連のプログラムもある。機内オーディオプログラム「スタジオジブリ音楽紀行」だ。
『借りぐらしのアリエッティ』でアリエッティを演じた志田未来さんをナビゲーターとして、これまでの劇場公開作品の主題歌10曲を紹介する。こちらは国内線が7月のみ、国際線は8月までとなっている。
[真狩祐志]

「空を飛ぶ。」プロジェクト 
/http://www.jal.co.jp/soraotobu/
《animeanime》
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