映画「ベルセルク」第2部に突入　劇場公開スタートで初日舞台挨拶

6月23日よりいよいよ第2部『ドルドレイ攻略』の全国公開が始まった。
『ドルドレイ攻略』では数奇な運命を経て出会ったグリフィスとガッツの決別が描かれる。

イベント・レポート

2012.6.24 Sun 0:41

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三浦建太郎さんが描くマンガ『ベルセルク』の白眉ともいうべき黄金時代篇が、2012年初頭より3部作の劇場アニメとしてスタートした。今年2月に公開された第1部『覇王の卵』に引き続き、6月23日よりいよいよ第2部『ドルドレイ攻略』の全国公開が始まった。
『ドルドレイ攻略』では数奇な運命を経て出会ったグリフィスとガッツの決別が描かれる。そして、鷹の団が敵3万、味方5千のなかで、難攻不落のドルドレイ要塞に攻め入る、戦闘シーンが見どころになる。手描きとCGを駆使した映像表現も見逃せない。

公開初日には、東京・新宿バルト9 シアター9にて、初日舞台挨拶が行われた。登壇したのは主人公・ガッツを演じる岩永洋昭さん、グリフィス役の櫻井孝宏さん、キャスカ役の行成とあさん、それに窪岡俊之監督という豪華な面々だ。
岩永洋昭さんが印象深いシーンとして語るのは、劇中の100人斬りだ。ガッツを象徴するような大事な場面で、体力的には10000キロカロリーくらい消費したんじゃないかというくらいきついシーだったと話す。
櫻井孝宏さんは、栄光の頂点から転落への様子が劇的に描かれたグリフィスの変化が役者として演じていてすごくやりがいがあり楽しかったという。
行成とあさんは、「今回はこれまでの自分の芝居以上にもっとできるかもしれない、もっとやりたいと言える現場だった。」と映画への熱い取り組みを語った。そして第3部も「どんな風になるのか今から楽しみでしょうがないです。力いっぱい出し切りたいです。」と意欲的に取り組む。

窪岡俊之監督は、制作の現場の様子を紹介した。第2部は非常にバラエティに富んだシーンが集まっているという。そして、ドルドレイ攻略のシーンは、三か月くらいはかかったやっかいなシーンだったと。
第3部は現在まさに鋭意製作中、1部、2部に負けない映像になると思いますと、作品のさらなる進化を約束した。

映画『ベルセルク　黄金時代篇　ドルドレイ攻略』　　
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『ベルセルク　黄金時代篇　降臨』　　2012年冬公開予定