『アンパンマン』シリーズ生みの親の絵本作家・やなせたかしさんが仙台を訪れた。昨年7月22日にオープンした参加体験型施設「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」での舞台挨拶のためである。「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」は、昨年4月にオープン予定であったが、東日本大震災によって開館が延期されていた。かねてより「仙台に行きたい」と言っていたやなせさんの願いが遂に実現されたのだ。 やなせさんはミュージアム内のミニシアター「やなせたかし劇場」に、アンパンマン達と共に登場した。やなせさんは仙台の女の子から震災後に「私は怖くない。アンパンマンが助けに来てくれるから」といった主旨の手紙をもらったことで、自身も励まされたと語った。それから自身が作詞作曲をした新曲「カツブシマン流れ歌」を含む12曲を披露。いずれも「仙台のみんなに少しでも元気を届けられたら」との思いが込められた曲である。やなせさんもみんなと一緒に歌い、手拍子と笑顔が溢れる会場となった。7月7日に公開されるアニメ映画『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』はシリーズ24作目。「今年のアンパンマン映画のテーマは復興です。3.11の東日本大震災の被害から日本は立ち直ろうとしています。『よみがえれ バナナ島』は傷ついた子どもたちの心を元気づけるお手伝いをしたいという思いをこめました」と、やなせさんはメッセージを届けた。また、「バナナダンスはとても楽しい曲なのでみなさんも歌ったりおどったりしてくださればうれしいです。バナナは子どもたちの大好きなくだものの一つです。楽しく面白い映画に仕上がったとおもいます。ぜひご家族で映画館の大型スクリーンでおたのしみください」と自負をのぞかせた。なお、同時上映は『リズムでてあそび アンパンマンと不思議なパラソル』である。こちらは、ダンスの練習をする双子のカバの女の子・シドロとモドロが登場する。パラソルランドでパラソルパラコに出会ったシドロとモドロが「歌とダンスで一番大切なことは楽しむこと」とパラコに教わることで自信を取り戻す。この2作品で新たに子供達は勇気を与えられるに違いない。[真狩祐志]『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』 7月7日(土)より、元気100倍ロードショー!配給: 東京テアトルhttp://www.anpanman.jp/movie2012/
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