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当日は、各地区予選を勝ち抜いてきた世界25ヵ国地域の代表が、世界の頂点を目指して戦う。国は米国やカナダ、そして西ヨーロッパ各国、アジア各国だけでなく、オーストラリアやニュージーランド、トルコやメキシコ、ロシアにまで及ぶ。玩具を通じて、国境を越えた交流も行われそうだ。
大会は、日本の玩具会社タカラトミー、ベイブレードの世界展開戦略を進めるディーライツ、カナダのメディア企業ネルバナエンタープライズ、米国の玩具会社ハズブロが共催する。
また、大会様子は、インターネットを通じてライブ放送を行う。日本時間で3月26日(月)2時から7時までベイブレード公式サイト(http://www.beyblade.com/)で視聴可能だ。ライブ放送は英語だか、インターネショナルな雰囲気を楽しむには最適だ。
ベイブレードは、これまでに世界累計約1億5000万個を出荷した大ヒット商品だ。日本の伝統玩具ベーゴマの現代版として2008年に「メタルファイト ベイブレード」として発売された。「バトル(対戦)」、「カスタマイズ」、「コレクション」の3つを打ち出したことが子どもたちの心を捉え、世界的な成功を収めた。
デザイン以外のゲームルールは万国共通で、国境を越えた普遍性を獲得している。それが今回の世界大会につながっている。日本のコンテンツ海外展開の成功例のひとつともされている。
3月には、これ以外にも大きなニュースがある。3月31日に新商品「ZEROG(ゼロジー)シリーズ」が発売される。このシリーズは、従来の商品と互換性を保ちつつ、これまでと全く異なるバトルを楽しめる半球型スタジアムなどで展開する。国内登場から4年、まだしばらくベイブレードの勢いは続きそうだ。
「メタルファイト ベイブレード」
/http://beyblade.takaratomy.co.jp/
『ベイブレード ワールドチャンピオンシップ2012』
日時: 3月25日(日)
開会式 13時~18時 (日本時間26日(月)2時~7時)
場所: カナダ(トロント) Corus Quay (25 Dockside Drive Toronto Ontario)
参加 :25の国と地域が参加予定 (各国代表1名)
米国、英国、イタリア、インドネシア、オーストラリア、カナダ、シンガポール、スウェーデン、スペイン、スロベニア、タイ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニュージーランド、ノルウェー、ラトビア(バルト三国代表)、フィリピン、フランス、ベルギー、ポルトガル、香港、メキシコ、ロシア
主催: ネルバナエンタープライズ、ディーライツ、ハズブロ、タカラトミー