ufotable CINEMA(仮) 今春 徳島にオープン | アニメ!アニメ!

ufotable CINEMA(仮) 今春 徳島にオープン

2012年1月1日、ufotableは公式サイトにufotable CINEMA(仮)のティザーサイトをスタート、2012年春のオープンを告知した。

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 人気のアニメスタジオが主体になって、地方都市に常設映画館を立ち上げる。そんなユニークで野心的な試みが、2012年春からスタートする。『Fate/Zero』、『劇場版 空の境界』などの制作で知られるアニメスタジオufotableが、これに挑戦する。
 2012年1月1日、ufotableは公式サイトにufotable CINEMA(仮)のティザーサイトをスタート、2012年春のオープンを告知した。上映プログラムやオープン日時などは今回発表されていないが、サイトではオープニングスタッフ募集をしている。プロジェクトのスタートがいよいよ近づいているのを感じさせる。

 ufotable CINEMA(仮)は、2011年春にプロジェクトが浮上した。徳島市内の駅前商店街の東新町に常設映画館を設ける。既存のビルを改装し、2つのスクリーンを設け、アニメ映画を中心に上映をする。徳島市も協力する期待のプロジェクトとなっている。
 映画館はスクリーンのほか、展示ギャラリーやアニメショップ、さらにインターネットの放送局も設ける。今後は、ufotableが中心となり定期開催しているアニメの祭典「マチ☆アソビ」との連動も期待される。徳島からアニメ文化を発信、市中心部のエンタテインメントを盛り上げて、地域の活性化を目指す。

 ufotableは設立から10年余りの制作会社、こだわりのある映像制作とクオリティで、ファンから大きな支持を集める。人気アニメの制作を数多く手掛けるほか、アニメを通じたファンとのコミュニケーションにも力を入れている。東京・中野と徳島で展示スペースを併設するカフェ、東京・新宿のufotable Diningを運営する。
 「マチ☆アソビ」もそのひとつである。もともとはufotableの近藤光社長が徳島出身というつながりからスタートしたが、現在は、多くのアニメ企業を巻き込んだ一大イベントに育っている。ファンとのインタラクティブな関係が重視される現在のアニメの状況を体現する。ufotable CINEMA(仮)は、そうした活動をさらに進めるものになりそうだ。

ufotable CINEMA(仮)  /http://www.ufotable.com/cinema/
ufotable  /http://www.ufotable.com/
《animeanime》
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