仏・ポンピドーセンター 来春、マンガ展開催 アニメ上映も | アニメ!アニメ!

仏・ポンピドーセンター 来春、マンガ展開催 アニメ上映も

ポンピドーセンターは、2012年2月11日から5月27日まで日本のマンガ・アニメなどにフォーカスした展覧会「Planète Manga」を開催する。

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 フランス・パリの現代美術館であるポンピドーセンターは、2012年2月11日から5月27日まで日本のマンガ・アニメなどにフォーカスした展覧会「Planète Manga」を開催する。ポンピドーセンターは、フランスを代表する美術館で、近・現代美術の豊富なコレクションで知られている。絵画・彫刻などにとどまらず、新しい芸術の動きを積極的に取り込んだ企画が行う。
 今回は日本だけでなくグローバルで関心を集めるポップカルチャー「マンガ」を取り上げることになった。日本文化に関心の高いフランスだが、ポンピドーセンターでマンガ・アニメが本格的に取り上げられるのは初めてになる。

 「Planète Manga」はとりわけ10代の若い世代に向けたものとなり、また「妖怪」という切り口で紹介する。神話・伝承のなかの不思議なキャラクター達、伝説上の英雄、さらに地球の未来につながる冒険物語なども含む。
 さらに展示だけでなく、ワークショップや講演会、広場を利用したコスプレイベントも予定している。読書室では多数のマンガを公開する。期間中、ポンピドーセンターに若いマンガやアニメのファンが集まることになりそうだ。

 展覧会に合わせた劇場アニメの上映プログラムも設けられる。現在予定されているのは5作品、フランスでも人気の高いスタジオジブリ作品の『借りぐらしのアリエッティ』、『風の谷のナウシカ』、細田守監督の『サマーウォーズ』、『時をかける少女』、さらに今年のアヌシー国際アニメーション映画祭で2冠に輝いた原恵一監督の『カラフル』である。
 いずれの作品もフランスで高い評価を受けたものだ。同時に、フランスで評価される日本のアニメという点でも興味深いラインナップだ。

ポンピドーセンター /http://www.centrepompidou.fr/
《animeanime》
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