広島アニメーションシティは、第3回みんなのライトノベルコンテストを開催する。宮島を中心とした瀬戸内海がテーマ・舞台の作品で、地域の魅力を新たに発見あるいは再発見できる、自由な発想のライトノベルを広く募集する。 応募に際する規定は、文字数12000字から32000字(400字詰め原稿用紙30枚から80枚相当)の中短編作品、商業的に未発表作品であること(同人誌・個人サイト上に掲載されたものは可)となっている。締切は来年の2月29日。 前回2009年に開催して受賞した第2回作品は、宮島★文庫として作品集が出版された。今回もそうした出版の機会が設けられることになっている。また、音声やビジュアルコンテンツといった展開も視野に入れている。 2007年に実施した第1回では翌年、実際に受賞した作品をアニメーション化する試みも行われ、優秀賞の『蝉の鳴かない夏』を比治山大学短期大学部のSEMMYがアニメーションを制作するなどした。当時その監督だった山本蒼美さんは、今月18日にコミックス・ウェーブ・フィルムからリリースされたOVA『この男子、宇宙人と戦えます。』の監督などで活躍している。 広島は広島国際アニメーションフェスティバルが隔年で開催されているなどで、以前からアニメーションの素地がある。特に昨年から今年にかけては、OVAやテレビシリーズで展開中の『たまゆら』で盛り上がりを見せている。今月も19日と20日に舞台の竹原市でイベントが開催された。 このほか近いところでは、26日と27日に広島市映像文化ライブラリーにて平成23年度文化庁メディア芸術祭国内巡回事業「広島メディア芸術プロジェクト! ~広島生まれのアニメーション~」が実施される。こちらでは『キリクと魔女』や文化庁メディア芸術祭および学生CGコンテストの作品上映、クリエイターズシンポジウムなどが行われる。クリエイターズシンポジウムには前述の山本蒼美さんとSPONCHOI Pispochoi』や『迷走赤ずきん』などで知られる杉殿育恵さんが登壇する。【真狩祐志】広島アニメーションシティ /http://www.hac.or.jp/当サイトの関連記事/瀬戸内産ライトノベル原作の「アニメ制作コンペ」 入選作品発表/第2回みんなのライトノベルコンテスト テーマは瀬戸内
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