ハイカソルは2009年にスタートした日本SFの翻訳出版レーベルである。出版点数は多くないが、日本SFの中から新旧の傑作をピックアップし、そのラインナップに定評がある。出版タイトルの中から、桜坂洋さんの『All You Need Is Kill』のハリウッド映画企画が進み、伊藤計劃さんの『ハーモーニー』がフィリップ・K・ディック記念賞特別賞を受賞するなどの話題も多い。 『百億の昼と千億の夜』のほか、最新刊として宮部みゆきさんの『英雄の書』、上田早夕里さんの『ゼウスの檻』が発売されている。英語圏への日本SF紹介に大きな役割を果たす。 画像: (c)1967 Ryu Mitsuse Originally Published in Japan by Hayakawa Publishing, Inc.