「琉神マブヤー」先行公開 沖縄の日本映画歴代新記録を樹立 | アニメ!アニメ!

「琉神マブヤー」先行公開 沖縄の日本映画歴代新記録を樹立

映画『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ』が他都府県に先立ち沖縄先行公開された。この週末2日間の劇場動員数が、沖縄における日本映画の歴代動員

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 10月29日に、映画『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ』が他都府県に先立ち沖縄先行公開された。この週末2日間の劇場動員数が、沖縄における日本映画の歴代動員記録を更新した。
 週末2日間、29日、30日の県内の動員はファミリー層を中心におよそ6000人になる見通である。これはこれまで沖縄で公開された日本映画の初日、2日目の動員数を塗り替える歴代1位の記録となる。

 『琉神マブヤー』は、沖縄で生まれた特撮ヒーロー番組である。沖縄を舞台に、沖縄の言葉、文化を豊富に盛り込んで、地元で大人気を博している。こうした人気から新たに製作されたのが『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ』である。今回は劇場でも、その人気の盛り上がりぶりが示されたかたちだ。
 作品の人気は沖縄だけでなく、全国に広がっている。テレビシリーズは県外でも放送をスタート、そして映画は2012年1月7日に全国公開される。沖縄での記録更新は、来年に向けて幸先のよいスタートになる。

 29日には、地元の劇場で舞台あいさつも行われた。沖縄県出身の役者で固められた出演者やスタッフが、撮影の際の和気あいあいとした様子や裏話を披露した。

琉神マブヤーことウルマを演じたのは、山田親太朗さん。
「撮影現場の雰囲気がすごく良くて、本当に楽しかったです。今回、いろいろな方々の力を借りてここまでこれたことがすごいうれしいです。父にも観てもらったんですが、『面白かったよ』と言う、うれしい言葉をもらえました」と語る。

ダンスボーカルユニットDA PUMPのリーダーとして活動するISSAさんも、龍神ガナシーとして本作で活躍する。
「『琉神マブヤー』のテレビ放送が始まってからずっと見ていて、いつか映画になるんじゃないかって思っていました。それが今日こうやって公開できたことがすごくうれしく思います。今回、僕は相棒のガナシー役なんですが、子どもたちにガナシーがとても人気だと聞いてうれしいですね。マブヤーあってのガナシーなので、頑張って演じて良かったです」

また、佐野智樹監督は
「今日、公開初日でご覧いただいた訳ですけれども、これからTVも含めて応援をお願いします。マブヤー役の親太朗くんに主役をお願いしたのは僕のリクエストだったんですけれども、『多分こういう人だろうな』って予想はしていたので、彼が多少とんちんかんなことをやるのは“想定内”でした。だから、困ったことはあまりなかったかな(笑)」と話した。

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『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ』
/http://www.mabuyer.jp/

2011年10月29日沖縄先行公開
2012年1月7日(土)全国公開
配給: アスミック・エース
《animeanime》
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